がんばれ県勢!! 北京五輪トップ > 城知哲の北京日記

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勤勉な日本人健在
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文化の違い服装で実感
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短パン姿で取材を続ける欧米の記者=MPC(メーンプレスセンター)
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北京に滞在して約1週間。毎日、同じようなメニューが並ぶメディア村の食堂以外は、中国での暮らしにも慣れてきた。さすがに食べ物は脂っこくて、きつい。
仕事場は世界中のプレスが集まるMPC(メーンプレスセンター)。あの、ど派手な開会式が行われた国家体育場(愛称・鳥の巣)の近くで、これまた異常なほど大きい。最初のころは、自分のブースにたどり着くまでに、何度か迷ったこともあった。
その中で、気づいたことを一つ。記者の格好である。欧米の記者は、大多数が短パンにTシャツ、ポロシャツ。サンダル履きも多い。逆に日本人を筆頭に、アジア系はジーンズ、綿パンなど長いパンツ姿が通常。私もインターハイ取材などは少数派の短パンで通してきたが、さすがに「五輪では無理だろう」と思っていた。その考えは、あっさりと覆された。
先日、体操競技会場で一緒になった米国の記者が、ジーンズ姿の私に「暑くないのか?」と質問してきた。「とっても暑いよ」と答えたら、彼は自らの短パンのすそをつまんで「これだよ」。にっこり笑いながら向こうに行ってしまった。
形式を重んじる夏の甲子園などに、短パン姿で取材に行ったら、有無を言わさずにつまみ出されるだろう。「文化の違いというのは、いろんなところにあるんだな」と、あらためて実感している。
ただ、取材の熱心さについては、身びいきながら日本人が一番といえそうだ。「好きな食べ物は」「ゲームは何が好き」など、競技に関係ないことまで踏み込むのはどうかと思うが、やはり日本人は勤勉だ。「とにかくニュースを届けよう」という取材姿勢には頭が下がる。
五輪取材はまだ始まったばかり。記者仲間で夜中に飲む青島麦酒(チンタオビール)を活力源に、いろんなニュースを届けたいと思っている。取材はもちろん、短パンをはいて。(本社運動部次長)
2008年8月12日長崎新聞掲載
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