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第14日/長与から応援、勝利に涙 「金」のソフト・峰捕手の祖母

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日本勝利の瞬間、目を潤ませる溝口さん(左)=長与町嬉里郷
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【西彼中央】「ユキちゃん、よくやったね。最高に幸せです」。二十一日、北京五輪ソフトボール決勝で米国を破り、悲願の金メダルを獲得した日本代表のチーム最年少、峰幸代捕手(20)=長崎市生まれ=。前日の2試合を含め、上野由岐子投手(26)の400球を超える“魂の投球”にサインを送り続けた。エースを励まし、支え、そして勝ち取った栄冠。祖母の溝口松江さん(71)=西彼長与町嬉里郷=は孫娘の勇姿に目を潤ませた。
二〇〇七年正月に溝口さん宅を訪れた峰選手が色紙に記したのは「夢」の一文字。中学時代、シドニー五輪での日本代表の活躍をテレビで見てから、「日の丸」を目指しソフトボールに打ち込んできた。千葉県の木更津総合高に進学し、インターハイなどで全国優勝。〇六年、日本リーグのルネサス高崎に入団し、新人賞を獲得した。今年四月に峰選手の母で、長女の加代子さん(46)から代表入りの連絡を受けた溝口さんは孫娘の夢の実現を喜んだ。
峰選手にとって今回、初めての五輪だが、ソフトボールは次回ロンドン五輪の実施競技から外れており、最後となる可能性もある。孫娘の夢の舞台に溝口さんはテレビの前に陣取り、声援を送り続けてきた。
宿敵、米国との決勝戦。溝口さんは自宅で友人とテレビ観戦し、日本代表に熱い声援を送った。白熱したゲーム。一球一打を祈るように見守り、勝利の瞬間、溝口さんは涙ぐんだ。
マスクをかぶった峰選手は上野投手をもり立て、日本先制のチャンスでもきっちりと役目を果たした。鳴りやまない祝福の電話の中、溝口さんは「初めての出場でプレッシャーも大きかったと思う。よく頑張ったねと言いたい。ありがとう。ありがとう」と何度も繰り返した。
2008年8月22日長崎新聞掲載
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