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第7日/体操・内村選手、個人総合で「銀」 種目別床運動で3個目メダルに期待
【北京=本社運動部・城知哲】3位と0・75点差の4位で迎えた最終種目の鉄棒。着地を決めた瞬間、珍しくガッツポーズが出た。「止めにいって止められたので、すごくうれしかった。着地の時点では銅メダルかなあ、と。後で銀になって信じられない」。諫早市出身の内村航平(日体大)が、団体総合に続き、個人総合でも銀メダルを獲得した。
全6種目で競う個人総合。最初の種目、得意の床運動は15・825点と高得点をマークした。だが、2種目目のあん馬で2度の落下。続くつり輪は無難にこなしたが、前半の3種目を終えた時点の順位は24人中23位。上位入賞さえ厳しい状況に追い込まれていた。
だが、4種目目の跳馬でユールチェンコ2回半ひねりを決めて再び勢いに乗ると、5種目目の平行棒でも空中姿勢の美しさを生かした演技を披露して4位に浮上。「ひょっとしたらいけると思った。他の上位は(得点が出づらい)あん馬が最後だったので」。最終種目の鉄棒。コールマン、新コバチなど離れ技を次々に決めた後、最後は大逆転となる伸身の新月面宙返りで締めくくった。
次は17日、自身今大会最後の演技となる種目別床運動に挑む。団体総合決勝で中国の鄒凱(すう・がい)が内村の得点を上回ったが、この日は出場全選手中、トップの成績を残した。3個目のメダルは、ほぼ間違いないと言っていいだろう。
試合後の記者会見、内村は「これからは自分が日本の体操を引っ張っていけるような存在になれればいいなと思っている」とコメントした。名実ともに体操ニッポンのエースとなった19歳が、今度は五輪史上県勢初となる金メダルを取りにいく。
2008年8月15日長崎新聞掲載
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