前々回の優勝から一転、前回は3位に後退した。今回は実業団選手不在ながら、潜在能力が高い若手を並べた。川田総監督は「例年より小粒だが、序盤から流れをつくり、取りこぼしなくつなぐ。初日から勝負を懸けたい」と2年ぶりのV奪回に照準を合わせる。 九州学生ナンバーワンランナーの吉井が引っ張る。昨年12月の島原・雲仙学生駅伝は1区(13・5キロ)で区間1位。第一工大の優勝に貢献した。旧西彼三和町出身のため、西彼からの出走は今回が最後。力走を誓う。諫早高のエース森も、1年時から数々の大舞台を経験。今季は一万メートルで29分5秒74の好走。全国都道府県対抗男子駅伝の1区で16位と粘走した。「2人とも好調で計算できる」と監督陣の信頼は厚い。 脇を固めるのがベテラン林田と20歳の打田。林田は雲仙・小浜ハーフマラソンで市民ランナートップの12位とまずまずの走りを見せた。打田は今季の実績こそないが、西彼杵郡町村対抗駅伝で林田と互角以上の走りを見せている。ともにアップダウンのコースに強い。ここに伸び盛りの川口奨、福島が加わる。 女子は沖電気で活躍した平野をはじめ、県高校駅伝で長崎商4位躍進の原動力となった宮崎、朝長ら力がある選手をそろえた。シニアの高田も区間1位も狙える実力者だ。 頑張ります/齋藤 渉 充電期間を経て3年ぶりに復帰。過去4度出走。区間1位の実績もあるが、復帰後の練習会で、シニアや監督陣に置き去りにされたことも。「ギャップは大きい」と猛省して練習に励む。「全盛時の6割程度」ながら、ラスト勝負に定評がある。復活なるか。
2005年2月13日長崎新聞掲載
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