地元インターハイ 燃える本県の精鋭
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体 操

▼ 男子 大村工
福田、山田がエース格
男子・大村工
 3年連続10度目の出場。県高総体は2位以下に60点以上の差をつけて圧勝した。下級生にジュニア出身の有望選手がそろってきており、地元総体を全国上位常連校入りへの足掛かりにしたい。

 県高総体個人総合1、2位の福田、山田がエース格。3年連続インターハイ出場の福田は「体の線がきれいで演技が大きく見える」(伊奈正文監督)。山田は得意のあん馬をはじめ、全種目で平均的に得点できる。

 チーム浮沈の鍵は両エース以外の選手の活躍。高校から体操を始めながら、抜群の運動能力を生かしてレギュラー入りした鶴田、パワーあふれる演技が魅力の金子稔が、どれだけ本来の力を発揮できるかがポイントになりそうだ。

 福田主将は「自分たちの力を出し切って予選通過を果たしたい」。

【写真説明】好選手がそろってきた男子・大村工。鶴田康平は抜群の運動神経を生かしてレギュラー入りした=大村市、大村工高体育館

▼ 男子 島原工
地道な努力で大舞台へ

 21年ぶり2度目の出場。部員全員が高校から体操を始めたチームながら、毎週末に体操設備が整った大村工まで遠征するなど、地道な努力を重ねて代表権を獲得した。

 エースは県高総体個人総合4位の森田。山田芳裕監督が「意識が高い。全種目で自分がやらなければという責任感がある」と評する主将で、チームのまとめ役としても力を発揮する。柔軟性に富んだ長塚、バネがある横田、あん馬やつり輪を重点的に磨いてきた荒木らが、全国の舞台でどれだけ自分の演技ができるか楽しみだ。

 山田監督は「第2顧問の田中歩先生、有馬商の山本紀先生ら周囲の方々の協力で代表になれた。生徒たちの一生の思い出になる大会になってほしい」と、初の大舞台に立つ選手たちの活躍に期待を寄せている。


▼ 女子 西海学園
メダル狙うエース椋本
椋本啓子
 5年連続5度目の出場。昨年まで3年連続団体入賞(5、2、6位)している本県勢の有望種目で、今年は4年連続入賞と、椋本の個人種目別金メダルが期待できる。

 日本体操協会ナショナル強化指定選手(12人)のエース椋本は、5月末のNHK杯最終日を故障欠場した雪辱に燃える。全4種目にD、E難度の技を織り込み、個人総合で上位入賞、種目別平均台で日本一を狙う。山崎、速見も九州大会個人総合で3、4位入賞。それぞれ、平行棒、平均台で落下があったものの、しっかりと結果を出した。

 ただし、西海学園は主力3人での挑戦のため、4人中上位3人の点数で競う団体は「ノーミスが鉄則」(椋本崇子監督)になる。地元の期待、重圧を、どれだけエネルギーに変えられるかが入賞への鍵になりそうだ。

【写真説明】女子個人種目別平均台で金メダルの期待がかかる椋本啓子(西海学園)=佐世保市、聖和高体育館

▼ 女子 純 心
主将の山口が引っ張る

 出場選手全員が故障を抱えながら、山口主将を中心にしたチームワークで県高総体2位入賞。8年ぶり34度目の代表権を獲得した。

 エースはジュニア出身の川本。県高総体個人総合5位の実力者で、得意の跳馬をはじめ、全種目に安定感がある。山口は県高総体前日に右脚を故障(肉離れ)したが、痛み止めをのんで強行出場した。本田雅洋監督は「努力でここまできた選手。彼女がけがをした瞬間は目の前が真っ暗になったが、歯を食いしばってチームを引っ張ってくれた」と責任感が強い主将に信頼を置いている。1年生峰は天性のバネを生かした床運動で力を発揮する。

 山口主将は「全国はレベルが高いので不安もあるが、楽しみでもある。みんなで予選通過を目指して頑張りたい」。




 展 望

 男子は3月の全国選抜大会個人総合を制した水鳥を擁する埼玉栄(埼玉)、V2を狙う清風(大阪)、関西(岡山)、洛南(京都)の4強を軸にした混戦が予想される。大村工は予選突破に照準を合わせる。

 女子は世界選手権(8月・米カリフォルニア州アナハイム)代表4人をそろえた藤村女(東京)の3連覇が濃厚。市前橋(群馬)、常葉学園(静岡)、四天王寺(大阪)、夙川学院(兵庫)、鈴峰女(広島)、西海学園などによる表彰台争いは見応えがありそうだ。

 女子個人総合も藤村女勢とV2を狙う石関(市前橋)がリード。椋本(西海学園)の地元金メダルの可能性もある



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