地元インターハイ 燃える本県の精鋭
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ソフトボール

▼ 男子 佐世保西
エース内野中心の堅守
男子・佐世保西
 県大会2試合は、エース内野の好投とバックの堅守でいずれも完封勝ち。ほぼ完ぺきな内容で2年ぶり9度目の県高総体優勝を勝ち取り、ナインの調子もうなぎ上り。同校で22年目の指揮を執る藤原晃監督も「過去3本の指に入る好チーム」と、自信を深めている。

 レギュラーは経験ある3年生で固めた。内野は100キロを超える速球、ライズ、ドロップなどを操り、奪三振数も多い。捕手平山主将のリードも安定し、バックの守りにもリズムがある。チーム打率は2割4分。左右の打者が交互に並ぶ“ジグザグ打線”で相手を揺さぶる。主軸は長打力のある内野、平山、久保川。高野、中村、田渕ら機動力のある選手もそろい、1点を取りにいくプレーが真骨頂だ。平山主将は「ベスト4を狙いたい」と目を光らせる。

【写真説明】守備のリズムを攻撃につなげたい男子・佐世保西。ゆめ総体で快進撃を狙う=佐世保市、佐世保西高

▼ 男子 島原工
松尾と荒木の二枚看板

 県高総体の第2代表決定戦では、1カ月前にコールド負けを喫した諫早を4―3で下し、5年ぶり5度目の出場を決めた。伊藤光喜監督は「2年生の急成長でようやく(ゆめ総体に)間に合った。全国の強豪との試合の前に選手たちにもうひと伸びがほしい」と強化に懸命だ。

 県高総体4試合で失策2の守備力が売り物。中山、近藤の二遊間、中堅楠田らバックの力で最少失点に抑えてリードを守り抜くのが勝ちパターン。投手陣は松尾と荒木の二枚看板。ともに制球力があり、守りのリズムをつくれるタイプだ。

 チーム打率は2割7分。盗塁は少ないがエンドランなどを絡め、一つでも先の塁を奪う意識がチームに浸透。得点圏に走者を置いて確実性のある楠田、吉田、松原の主軸につなぎたい。


▼ 女子 九州文化
チーム防御率は0.00
九州文化の主砲山田
 タイプの違う好投手をそろえ、初出場ながら、夏の頂点を狙う。

 県予選5試合のチーム防御率は何と0・00。エース福田は最速95キロ。力で押すばかりではなく、緩急を織り交ぜた投球ができるのが強み。秘密兵器が中山だ。球威は福田に劣るが、左腕特有のスライダー回転の直球で打者をほんろうする。県予選最終戦では接戦にも冷静さを失わず丁寧な投球を続け、サヨナラ勝ちを呼び込んだ。

 攻めは、持ち味の機動力を絡めて着実に得点するのが真骨頂。俊足と小技を兼ね備えた川頭、城戸の上位で好機をつくり、中山、山田、丸山の中軸でかえす。

 就任7年目で悲願の代表権をつかんだ碇昌朋監督は「地元で妙な硬さもない。チーム状態は上り調子。目標は高く全国制覇」と自信を秘める。

【写真説明】県予選の打率5割、抜群の打撃センスを誇る九州文化の主砲山田=佐世保市、九州文化高グラウンド

▼ 女子 向 陽
攻守のバランス取れる

 ここ数年は「打撃の向陽」のイメージが定着していたが、今夏は攻守にバランスの取れた布陣に仕上がった。

 県予選チーム打率は3割4分5厘。先頭打者の松尾主将は思い切りのいい打撃が光る。最大の難関だった長崎商戦で2点適時打を放ってチームを勢いに乗せた。後続にはミート力のある〓野、鋭いスイングをする廣安結、大久保と中軸に長距離打者がずらりと並ぶ。

 投手陣は二枚看板。〓野は多彩な変化球、大久保は速球で勝負。林田和憲監督は「1年生にも宮本らいい素材がいる。メンバーを入れ替えながら、チーム力を上げていく」と手綱は緩めていない。 初戦の相手は春の全国選抜Vの西山(京都)だが、同監督は「相手投手が速球派なのでくみしやすい。一戦必勝で臨む」と静かな闘志を燃やす。

【編注】〓は雨かんむりに鶴


 展 望

 男子は春の全国選抜大会4強のうち3校が県予選で敗れ、混戦模様だ。全国選抜大会を制した九産大九州(福岡)を多度津工(香川)、千葉敬愛(千葉)、南陽(京都)などが追う展開。九州勢もハイレベルな顔ぶれ。天草(熊本)、日向(宮崎)、佐世保西などがV争いに加わりそう。

 女子は強豪が集った。春の全国選抜大会優勝の西山(京都)、同3位の一宮女(愛知)、昨夏優勝の星野(埼玉)といった実力校が先頭集団を形成して覇権を争う。迎え撃つ九州勢は、神村学園(鹿児島)、九州女(福岡)、九州文化、向陽が攻守にまとまり、仕上がりもいい。波乱を巻き起こす可能性大だ。



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