七月二十八日に開幕する全国高校総合体育大会(長崎ゆめ総体)の総合開会式で、県内の高校生が心を一つに公開演技などを披露する。全国から訪れる選手らに「歓迎の心」などを表現しようと練習を重ねる生徒たち。真夏の祭典を演出する「フィールドの華」を紹介する。(報道部・中村修二)

 竜踊り
2003年6月25日掲載

フォールドの華 長崎ゆめ総体を彩る
<1>
竜踊り

120メートル巨大竜も
 海星、長崎東、長崎女子、虹の原養護学校の四校約百八十人は、長崎くんちで花形的存在の竜踊りを披露する。大舞台に映えるよう趣向を凝らした「ゆめ総体バージョン」で、竜は体長一七メートル前後の四体に加え、約一二〇メートルもある大竜一体も登場させる。

 大竜の重さは推定四百五十キロ。六十七本の棒で支える竜方は海星と長崎東の力自慢八十四人だ。最も重い頭の部分は三十キロ近くあり、五人が交代で担当。その一人、海星高空手部二年の出口涼輔君(16)は「持って走るのは三十秒が限界。『チェンジ』と叫び、付いて走る仲間に引き継ぐ。絶対に頭を地面に落とさないようバランスを取り、最高の思い出にしたい」と意気込む。

 見せ場は、大竜の頭と尾が胴の中央をくぐる「穴抜け」や絡み合う「夫婦竜」など。はやし方の音も熱い。生徒に命を吹き込まれた五体の竜が、玉を追ってフィールドを駆け抜ける。

【写真説明】体長約120メートルの大竜を操り練習を重ねる生徒たち=長崎市柿泊町、市総合運動公園かきどまり陸上競技場

長崎ゆめ総体