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任期満了に伴う知事選は五日、投票日を迎える。一月十九日の告示以降、県内全域で舌戦を繰り広げてきた無所属新人で元インターネット関連会社役員の小久保徳子(47)、共産党公認の新人で党県委員長の山下満昭(53)、無所属で三期目を目指す現職の金子原二郎(61)=自民、公明推薦、社民支持=の三候補は四日、最大の票田・長崎市で最後の訴えを展開、十七日間の戦いに幕を下ろす。 本県初の女性知事候補の小久保氏は「しがらみに縛られては真の改革はできない」として、政党などに頼らずカンパとボランティアによる市民型選挙を展開。政治経験はないが、起業家の実績をアピールし経済活性化と行財政改革を最重点で訴える。街頭での握手作戦やはがき、電話による集票活動を通じ、無党派層を中心に浸透を図る。 山下氏は知事選では十六年ぶりの政党公認候補。共産推薦の無所属新人の立候補予定者が急病で出馬を断念したのを受け、急きょ告示三日前に立候補を決めた。選挙初挑戦でもあり、準備不足を克服しようと街頭演説を重ねている。政策では福祉、教育の充実、改憲阻止などを訴え、共産支持層のほか無党派層の取り込みも目指す。 金子氏はこれまで手掛けた市町村合併や行財政改革、九州新幹線長崎ルートなど二期八年の実績を強調し「三期目では雇用拡大などに力を入れたい」とアピール。推薦団体は二千四百以上、後援会名簿は三十万人を超す。分厚い布陣で前回の四十六万八千票を上回る得票を目指す。陣営は組織の緩みを警戒し、最後の票固めに力を注ぐ。 投票は一部地域を除き五日午前七時から午後八時まで実施。長崎、五島、西海など三市二町の三十三投票区では四日、繰り上げ投票を行う。前回、知事選史上初めて五割を切った投票率が回復するかも注目される。 県内の有権者数は百二十万三千五百十四人(男五十五万四千六百四、女六十四万八千九百十)=一月十八日現在、県選管調べ=。 2006年2月4日長崎新聞掲載
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