2006年 知事選


長崎新聞社 有権者アンケート 「経済・雇用」が最大の争点に

 長崎新聞社が28、29の両日実施した知事選の有権者アンケートで、最大の争点として「経済・雇用対策」が浮かび上がった。現職、新人の3候補がしのぎを削る選挙戦は終盤に入ったが、各候補の経済再生に向けた「訴え」は、投票行動にも大きな影響を与えそうだ。

 アンケートで「経済・雇用対策」を最大の争点とした人は38・5%に上り、他の回答を大きく引き離した。次いで多かったのは「新幹線・諫早湾干拓など大型事業」の17・6%、「少子・高齢化対策」の15・9%など。

争点
 告示前の昨年十二月、県内の有権者五百人を対象に実施したアンケートでも、「県政に望むこと」の問いで「産業振興」と答えた人は四割を超え最多だった。県内経済は、景気回復が都市部に比べて遅いと指摘され、働く場の確保もままならない。今回の結果は、こうした現状を「どうにかしてほしい」と願う県民が多いことを、あらためて裏付けた格好だ。

 「経済・雇用対策」を選んだ人を職業別にみると、自営・自由業やパート・アルバイト、会社員がそれぞれ半数を占め、農林漁業や公務員も約四割に上り、経済の影響を肌で感じる層の関心が特に高い。主婦、学生でも約四分の一が挙げた。

 次いで多かった「新幹線・諫干など大型事業」では、職業別にみると学生が36・8%で最も多く、農林漁業の20・0%、会社員の18・4%が続いた。地域別では、諫早湾干拓の地元諫早で全体の26・7%を占めたのが最高だった。

 「少子・高齢化対策」については、主婦と「無職ほか」の約四分の一が「最大の争点」として選択。年代別では子育て世代の二十代、三十代が15%前後だったほか、四十代以上では年代が高くなるにつれ争点と位置付ける人が増える傾向(四十代10・9%、七十代以上26・4%)にあり、高齢化対策への強い関心がうかがえた。地域別では壱岐が32・0%に上り、市郡別で唯一「経済・雇用対策」を上回った。

2006年1月31日長崎新聞掲載


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