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終盤戦に入った知事選(二月五日投票)の情勢などを探るため、長崎新聞社は二十八、二十九の両日、県内全域で有権者アンケートを実施した。これに本社の取材網を加え分析した結果、無所属で三期目を目指す金子原二郎候補(61)=自民、公明推薦、社民支持=がリードし、無所属新人の元インターネット関連会社役員、小久保徳子候補(47)が追う展開となっている。立候補表明が遅れた共産党公認で新人の党県委員長、山下満昭候補(53)は苦戦している。ただ、投票する候補を決めていない人が四割近くおり、流動的な要素も残っている。
最大の争点と考えられているのは「経済・雇用対策」が38・5%でトップ。次いで金子候補が推進、小久保、山下両候補が見直しを訴える「新幹線・諫早湾干拓など大型事業」の17・6%。「少子・高齢化対策」15・9%、「行財政改革」9・5%、「教育問題」7・4%などと続いた。 候補者の情勢を地域別で見ると、金子候補は県内全域で幅広く支持を獲得。小久保候補は一部地区で健闘しているが、全体的に支持が伸びていない。山下候補は離島や郡部で厳しい戦いを強いられている。 支持政党別では、自民支持層は約七割が金子候補を支持、小久保候補は一割未満。自主投票の民主は三割強が小久保候補、三割弱が金子候補に「投票する」とした。公明支持層は約五割が金子候補で、小久保候補は一割強にとどまった。 共産の約七割は山下候補を支持するが、約三割は小久保候補に流れている。社民支持層は五割弱が金子候補、二割強が小久保候補に投票するとした。無党派層は六割近くが態度未決定で、残り四割は金子、小久保両候補が分け合う形となっている。 有権者アンケートは二十八、二十九の両日、本社記者が県内全自治体で計八百人を対象に実施。街頭で回答者本人が調査用紙に記入、一部は電話で調査した。 2006年1月31日長崎新聞掲載
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