2006年 知事選


候補者初めて五島入り

 【五島】知事選告示から五日目の二十三日、五島市に候補者が来島した。対馬市、壱岐市を含め候補者の離島入りは初めてで、島を舞台にした熱い戦いの火ぶたも切られた。 二〇〇四年八月の市町村合併で誕生した五島市は、財政難にあえぎ、厳しい農漁業、低迷する離島経済や雇用問題、少子高齢化の進展、観光浮揚など課題は山積。カネミ油症被害者の救済など県政への期待は膨らむ。

 この日来島したのは小久保徳子候補(47)。空路到着し、福江港では乗降客に握手でアピール。中心部商店街を徒歩で回ったり、選挙カーで島内を走り回った。金子原二郎候補(61)を支援する地元国会議員が偶然居合わせ、数メートルまで接近する”ニアミス”もあった。

 初の候補者来島に、下大津町の主婦(58)は「離島は働き口がないので若者が離れ、出稼ぎの話もよく聞く。雇用問題は深刻」と政策面での論戦を期待する。

 これまで、長崎市内などを中心に火花を散らしてきた三候補。山下満昭候補(53)も二十七日に五島市に来島予定。陣営幹部は「ガソリンの高騰などで漁業者から切実な声が寄せられている。ぜひ、島の方々から直接要望を聞いて主張を訴えたい」と語る。

 金子候補も二十四日に新上五島町、二十五日に五島市に入る予定。陣営幹部は「島が抱える問題は多岐にわたり、支持者も多いので離島は絶対外せない。時間を有効に使い重点的に回る」と気を引き締めた。

2006年1月24日長崎新聞掲載


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