2006年 知事選


あす告示 現職、2新人立候補へ

 任期満了に伴う知事選は十九日、告示される。無所属で三選を目指す現職の金子原二郎氏(61)=自民、公明推薦、社民支持=、無所属新人でインターネット関連会社役員の小久保徳子氏(47)、共産党公認の新人で党県委員長、山下満昭氏(53)の三人が立候補を予定。二月五日の投票に向け、県政のかじ取り役を決める十七日間の選挙戦が展開される。

 金子氏は昨年九月の県議会で立候補を表明。各地で総決起大会を開き、市町村合併や行財政改革など二期八年の実績をアピール。現職の強みを生かし推薦団体は二千団体を突破し、分厚い布陣で前回の四十六万八千票を上回る得票を目指す。

 知事選初の女性候補となる小久保氏は支援団体「虹の県民連合」の要請を受けて昨年十二月に立候補を表明。「生活者本位の行政運営と民間感覚による財政改革」などを訴え、ボランティアとカンパによる市民型選挙で支持拡大を進めている。

 山下氏は、共産党県委員会などでつくる「民主県政をつくる会」が擁立した元県高教組委員長の高村暎氏(65)の入院で、急きょ十六日に立候補を決意。十七日、記者会見し「県民の暮らしや教育を大切にする県政に切り替えたい」と表明した。

 県政の長年の懸案である九州新幹線長崎ルートについて推進の立場の金子氏に対し、小久保氏は計画を白紙に戻しその財源を経済対策に投資する考え。山下氏も計画の凍結、白紙撤回を打ち出しており、争点となりそう。一兆円を超える県債残高を持つ県の行財政改革、経済活性化の手法やその達成スピードも問われそうだ。

 県選管は十七日、知事選の立候補届け出のリハーサルを実施。届け出順を決めるくじ引きや「選挙七つ道具」の受け渡しの手順を確認した。

2006年1月18日長崎新聞掲載


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