2006年 知事選


知事選三つどもえに 各陣営、決戦へ熱気

 十九日に告示が迫った知事選は、意欲を見せていた自民党参院議員の大仁田厚氏(48)と元県議男性(68)が十日、立候補を断念。三選を目指す現職の金子原二郎氏(61)=自民、公明推薦、社民支持=、新人で元県高教組委員長の高村暎氏(65)=共産推薦=、新人でベンチャー企業役員の小久保徳子氏(47)の三人による選挙戦となることがほぼ確実となった。各陣営は三つどもえの構図が固まったことに「当初から予想しており、やるべきことをやるだけ」と決戦を前に気持ちを引き締めていた。

 二期八年の実績をアピールする金子氏は昨年九月県議会で立候補を表明し、十一月から各地で総決起大会を開催。推薦団体は二千団体を突破し、態勢づくりは着々。今月十一日に大票田の長崎市、十二日には佐世保市でそれぞれ大規模な総決起大会を開き、選挙戦前の盛り上げを図る。

 前回、金子氏と一騎打ちを演じた高村氏は昨年十一月に出馬表明し、擁立団体の「民主県政をつくる会」の構成組織へのあいさつ回りや県内全域で街頭演説を行うキャラバン行動を展開。十五日に長崎市で開く「つくる会」の大演説会では、大型事業の見直しなどを訴え、気勢を上げる。

 選挙初挑戦の小久保氏は昨年十二月に立候補表明後、知名度アップを目指して街頭行動を展開。既存の政党、団体によらない市民型選挙を掲げ、支援団体「虹の県民連合」や県外のボランティアが下支えする。十二日にはマニフェスト(公約)を発表し、政策論争を挑む考え。

2006年1月11日長崎新聞掲載


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