2006年 知事選


虹の県民連合が発足 小久保氏擁立へ

 来年二月の知事選で、政党や既存の団体に頼らず草の根の候補者擁立を目指す市民団体「虹の県民連合」(黒崎伸子代表)が発足。十七日記者会見し、立候補を検討している長崎市のベンチャー企業役員、小久保徳子氏(47)の擁立に向け、準備を進めることを明らかにした。

 虹の県民連合は「今までと違ったタイプの知事を誕生させたい」と、医師や弁護士、塾講師、OLら約二十人が呼び掛け人となり十五日に設立。会員は現在約五十人。知事選への対応を探る中、小久保氏の存在を知ったという。

 会員にはほかの市民団体のメンバーもいるが、個人資格での参加。長崎市内に事務所を設置、地域で活動する勝手連を募り、運動の盛り上げを図る。「政党との連携は考えていない」としている。

 黒崎代表は、女性の社会的地位の向上などを目指す全国組織「日本BPW連合会」会長、「国境なき医師団日本」副会長などを務める。「トップダウンではなく、県民のいろんな声を聞いてつくり上げていく県政があっていいのではないか」とし、現段階で立候補の意思を固めていない小久保氏については「年内には決めてほしい」と述べた。

 虹の県民連合の発足を受け、小久保氏は「推挙に感謝したい。さらに多くの生の声と現実に接し、(立候補について)判断したい」とコメントした。

 知事選では、三期目を目指す現職の金子原二郎氏(61)が九月に立候補を表明。共産党県委員会などでつくる「民主県政をつくる会」は、十八日に候補予定者を発表する。

2005年11月18日長崎新聞掲載


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