知事選


■「雇用対策取り組む」 初当選の中村氏が抱負

 知事選に初当選した前副知事の中村法道氏(59)は22日、長崎市元船町の選挙事務所で会見し「環境が大きく変わりつつある中での船出になる。まずは経済、雇用対策に取り組みたい」と抱負を語った。

 深夜に及んだ支持者へのあいさつやテレビ出演の疲れも見せず、午前7時前に起き、普段通りの朝食を取ったという中村氏。「(自宅では)選挙期間中に比べればゆっくりできた」と笑顔を見せながら、初当選を大きく報じる新聞に目を通し会見に臨んだ。

 県政を担う抱負について「行政と県民の連携体制、総合力が発揮できる態勢づくりができるかが非常に大事」とし「これまで以上に(行政と県民の)垣根を低くし、力を合わせて地域課題に取り組みたい」と述べた。経済・雇用対策については「県独自で取り組めるものもあるが課題によってはスピードに差が出てくる」と述べ、市町と調整を図っていく考えを示した。

 昨晩の万歳の際に笑顔が見られなかったが、との質問に対しては「これからのことを考えると責任重大。浮かれているわけにはいかない」と口元を引き締めた。中村カラーをどう出すのかについては「マニフェストで県民に約束したことを最優先したい」と話した。

 金子原二郎知事からも昨晩、祝福の電話があり「頑張ります」と応じたという。中村氏は24日に当選証書を受け、3月2日に初登庁する。


2010年2月23日長崎新聞掲載