知事選


■出口調査/自公支持8割が中村氏 無党派層4割も取り込む

上位2候補の政党支持者割合
支持政党別の投票者割合
 知事選投開票があった21日、長崎新聞社と共同通信社、NBC長崎放送は合同で県内の投票所20カ所で出口調査を実施し、有権者の投票動向などを探った。その結果、当選した中村法道氏は自民、公明支持層のそれぞれ8割近くを固め、「支持政党なし」の無党派層からも4割近い票を取り込んでいた。若さをアピールした橋本剛氏は20〜30歳代で中村氏よりややポイントが上回ったものの、40歳代以上の中高年層や無党派層では中村氏に水をあけられた。

 調査は、どの候補者に投票したかや年代、支持政党などを有権者に記入してもらい、男女計1142人から回答を得た。

 それによると、元副知事で、県庁での行政経験を生かし、即戦力を訴えた中村氏は男性の44・2%、女性の47・5%から支持を集めた。年代構成が上がるにつれて支持率も高く、70歳代以上では58・6%と、橋本氏に倍近い大差をつけた。

 一方、回答者の支持政党は、自民が38・9%、民主31・5%、「支持政党なし」19・7%−の順。自民、公明の議員の支援を受けた中村氏は、自民の76・8%、公明の77・8%を手堅く取り込んだ。一方、民主、社民、国民新の各党が推薦した橋本氏は民主が69・2%、社民が57・1%。「支持政党なし」は26・7%にとどまり、中村氏に約10ポイント差をつけられた。

 「前回知事選で誰に投票したか」の質問では、中村氏支持者の5割以上が「金子原二郎(現知事)」と回答。これに対し、橋本氏支持層は「棄権・その他」が最も多かった。


2010年2月22日長崎新聞掲載