知事選


■握手、街頭演説…全力で最後の訴え 候補者、大票田長崎に集結

 知事選の選挙運動最終日の20日、主な候補者は多くの人出でにぎわう大票田長崎市の街頭などに繰り出した。候補者たちは有権者との握手や街頭演説で最後の訴えに全力を注ぎ、17日間の選挙活動を終えた。

 橋本剛候補(40)は長崎市内の繁華街をはしご。チトセピア前では原口一博総務相とともに演説した。新大工町から浜町まで商店街を貴和子夫人や福田衣里子衆院議員らと約2時間半かけて歩き、大勢の人と握手を交わした。最後は鉄橋の近くで「これまでの県政の延長線上では長崎は衰弱する。みんなの知恵と思いを結集し新しい長崎をつくろう」と訴えると、「橋本コール」がわき起こった。

 深町孝郎候補(67)は長崎市中心部などで17回の街頭演説をこなし、県政の転換を主張。選挙期間中訴え続けてきた無駄な大型公共事業の中止を強調し、「中止しない人が知事になっても県民の暮らしは守れない」と福祉や医療を重視する姿勢をアピールした。

 中村法道候補(59)は長崎魚市場から遊説を開始。西彼2町を回り、長崎市では10カ所以上の商店街の細い路地まで入り込んで店主や買い物客に「お願いします」。浜町での演説では「37年間の県庁生活、59年間の人生を懸け、政治家として古里の皆さんに恩返しがしたい」とかすれた声を振り絞り、「中村コール」に深々と頭を下げた。事務所前でのマイク納め式ではスタッフの労をねぎらった。

 押渕礼子候補(71)は長崎市中心部や北部の商店街などを回った。築町商店街では黄色いジャンパーを着た女性ら約25人と一緒に練り歩き、商店主や買い物客と握手。元船町の夢彩都前で演説し、「今こそ女性の目線で県政を変える時」と力強く訴えた。

 大仁田厚候補(52)は午前中、長崎市内の商店街を回り、買い物客らにアピール。午後からは歌手の松山千春さんが応援に駆け付けた。諫早、長崎両市での演説では「長崎の宣伝マンとして一生懸命働きたい。皆さんの力を貸してほしい」と拳を突き出し訴えた。

2010年2月21日長崎新聞掲載