■知事選あす投票 各候補、追い込みに懸命 任期満了に伴う知事選は21日投票が行われ、即日開票される。無所属新人7人が立候補した選挙戦は最終盤に入り、各候補は、他候補との公約の違いをアピールするのに懸命だ。選挙戦最終日の20日は、主な5候補とも大票田の長崎市に集結。最後の訴えをする。 前農水省改革推進室長の橋本剛候補(40)=民主、社民、国民新推薦=の陣営は、終盤になって連合長崎傘下の各労組が集票活動を本格化。民主党の県選出国会議員8人全員も地元に戻り動いている。橋本候補は都市部を集中的に回り「金子県政の刷新」を訴えている。19日は長崎市内であった三菱重工労組長船支部の総決起集会に参加。組合員や協力企業関係者らに「皆さん一人一人の力をください」と訴えた。 前共産党県委員会委員長の深町孝郎候補(67)=共産推薦=は、長崎、佐世保両市を重点的に回り、終盤戦は街頭演説を前半戦の倍に増やした。定期的に少人数の集会を開きながら支持層を固めている。 前副知事の中村法道候補(59)の陣営は、弱いとされる長崎市を中心に企業、団体の票固めに力を注ぐ。支援する自民党も17日に大島理森幹事長が長崎入りするなど党を挙げてバックアップ。応援組の国会議員は若手、中堅を中心に投入しており、無党派対策や民主党の「政治とカネ」の問題への追及を強めている。中村候補は19日、長崎、佐世保両市で街頭演説し「どうか勝たせてほしい」と声を張り上げた。 前県議の押渕礼子候補(71)は、投票する候補を決めていない有権者が多いとみて、長崎、佐世保両市での街頭活動を増やした。大型公共工事の中止による医療分野などへの予算配分を訴え、得票を狙う。 元参院議員の大仁田厚候補(52)は都市部を軸に活動。あいさつ回りでは無党派層の取り込みを意識。記念撮影に応じたり「ファイヤー」と叫んでこぶしを上げるパフォーマンスをしてアピールする。 知事選には元会社員の松下満幸候補(62)、会社役員の山田正彦候補(44)も立候補している。 投票は一部地域を除き21日午前7時から午後8時まで実施。長崎、佐世保、五島、西海、小値賀の4市1町の計33投票所では20日に繰り上げ投票をする。県内の有権者数は118万2645人=3日現在、県選管調べ=。
2010年2月20日長崎新聞掲載
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