知事選


■あす告示、21日投票 新人6人立候補へ

 任期満了に伴う知事選は4日告示される。現職の金子原二郎知事の不出馬に伴い、12年ぶりに新知事が誕生する。選挙戦は過去最多となる無所属新人6人による戦いとなる見通し。21日の投票に向け、県政のリーダーを決める17日間の選挙戦が展開される。

 立候補を表明しているのは▽元参院議員、大仁田厚氏(52)▽県議、押渕礼子氏(71)▽前副知事、中村法道氏(59)▽前農水省改革推進室長、橋本剛氏(40)=民主、社民推薦=▽前共産党県委員会委員長、深町孝郎氏(67)=共産推薦=▽会社役員、山田正彦氏(44)−の6人。

 大仁田氏は、タレントとしての知名度を生かし、県産品PRや県財政の立て直し、経済の活性化策を主張。「長崎の宣伝マンとして頑張る」と語り、商店街や中小企業、農家などのあいさつ回りをしている。

 押渕氏は、昨年12月以降、広報車を県内全域で走らせ、立候補予定者の中で唯一の女性であることを強調。医療や福祉の充実を訴えている。母校の同窓会の推薦なども受け、足元の票固めを進める。

 中村氏は、経済界のトップらでつくる後援会を母体に自民や公明、県農政連などの支援を受ける。連日、総決起大会などを開き、約37年間の行政経験をアピール。「人の痛みに敏感な県政を進める」とする。

 橋本氏は、民主党幹部や大臣を次々に地元に招き、政権与党とのつながりの深さをアピール。街頭演説や総決起集会を各地で重ね、浸透を図っている。連合長崎も集票活動を活発化させつつある。

 深町氏は、街頭演説の回数を増やしながら金子県政を「大型事業中心だ」と徹底批判。大型開発から福祉や医療への転換を訴え、県政刷新を強調する。整備新幹線長崎ルートや石木ダムの中止などを主張する。

 山田氏は「弱者救済の政治をする」と話す。

2010年2月3日長崎新聞掲載