知事選


■顔と名前アピール 立候補予定者ら、正月の街へ

写真
人出の多い場所に繰り出して、頭を下げ握手を求める知事選の立候補予定者=長崎市内
 知事選告示を控えた新年となった1、2日、立候補予定者らは初詣でや初売りでにぎわう神社や商店街に足を運び、顔と名前のアピールに精を出した。予定者同士が顔を合わせる場面もあり、知事選イヤーの幕開けを印象付けた。

 正月三が日で県内最多の初詣で客を迎える長崎市上西山町の諏訪神社には立候補予定者が立て続けに訪れた。前副知事の中村法道氏(59)は12月31日午後11時半ごろ到着。参拝客に声を掛けることはなかったが、イメージカラーであるオレンジ色の上着を着て1日午前1時まで境内に立った。

 まだ暗さが残る午前7時。前共産党県委員長の深町孝郎氏(67)は雪がちらつく諏訪神社の参道下に支持者らと並んだ。1時間にわたり、初詣でに訪れた市民に向かい「今年は知事選の年です」と説明しながら深々と頭を下げた。

 深町氏が去った約1時間半後に姿を見せたのは前農水省改革推進室長の橋本剛氏(40)。同級生らとともに「新生長崎」と書いたのぼりを持ち「今年を希望の持てる長崎にするための最初の年にしたい」と呼び掛けた。

 元参院議員の大仁田厚氏(52)は1日午前1時ごろ、長崎市坂本2丁目の山王神社にいた。境内の参拝客一人一人に頭を下げながら言葉を交わした。九州新幹線整備に対する疑問の声に耳を傾けたり、宮崎県の東国原英夫知事がもたらした経済効果を語ったりした。

 県議の押渕礼子氏(71)は2日未明、初売りでにぎわう佐世保市中心部のアーケードに顔を出した。後援会メンバーと「勇気ある挑戦」と書いたのぼりを掲げ、買い物客にチラシを配りながら歩いた。初売りには橋本氏も姿を見せ、“ニアミス”の場面もあったが、言葉は交わさなかった。

 前ルーマニア大使の東良信氏(61)は東京で過ごしたが、支持者らが2日午後、佐世保市中心部のアーケードで政策を紹介するビラ300枚を配り、浸透を図った。

 2日夜には長崎市浜町のアーケードで「長崎1万人乾杯」と銘打った市民参加イベントがあり、中村氏と橋本氏が鉢合わせ。両氏は、和やかな雰囲気で「お互いに頑張りましょう」と激励し合い乾杯した。

2010年1月3日長崎新聞掲載