知事選


■中村副知事出馬へ 県民の会の要請受諾

 中村法道副知事(59)は21日、来年2月の知事選に出馬する意向を表明した。出馬を要請していた「新知事をつくる県民の会」準備会に対し「県政の諸課題の解決と県民の福祉の向上のため全力で取り組む」と要請を受諾する考えを伝えた。22日に金子原二郎知事に辞職願を提出し、近く正式な出馬会見をする。

 中村副知事には、県内経済界を中心に自民党支持団体の代表などで構成する同会準備会のほか、同党県連や市町議会の議員有志も出馬を要請していた。これで選挙戦の構図はほぼ固まり、立候補予定者は過去最多の6人となる見込みで、知事選は混戦の様相を呈してきた。

 中村副知事は21日、長崎市内のホテルであった同会準備会の会合に招かれ「県政の課題は一刻の停滞も許されない状況。知事選に立候補させていただきたい」と決意を述べた。選挙戦については、会合から退席後、記者団に「県民総与党という考え方で取り組みたい」と述べ、政党の推薦は受けず、無所属で立候補する考えを示した。具体的な政策については「まだ整理していない。あらためて報告したい」と語った。

 県民の会準備会は引き続き今後の支援態勢について協議。会長には松藤悟長崎商工会議所会頭を選んだ。近く政治団体の申請を行い、年明けにも正式に発会式をする予定。

 中村氏は南島原市有家町出身。長崎大経済学部を卒業後、1973年に入庁。秘書課長や対馬支庁長、農林部長、総務部長などを経て今年4月から現職。

2009年12月22日長崎新聞掲載