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十八銀が世界遺産登録を支援する定期預金 4月1日から

 十八銀行(長崎市)は十一日、世界遺産暫定リスト入りした「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の本登録を支援する、県内初の定期預金「ながさき巡礼」の取り扱いを四月一日から始めると発表した。受付期間は九月末まで。契約者に抽選で教会群を巡るペア一泊二日の旅行が当たるほか、九月末の総預入残高に応じた資金を同行が拠出して、関連の寄付に充てるとしている。

 同行営業統括部によると、同定期は一年物で、金利は受付日時点での通常のスーパー定期一年物と同じ。一契約ごとの預入額上限は一千万円未満。

 受付期間終了後の九月末時点で、預入残高百万円を一口として抽選を実施。当選割合は二百口につき一口。旅行先は▽長崎市周辺▽下五島・上五島▽下五島・長崎市内▽上五島−の四コースから選べる。

 寄付は、五百万円を上限に、九月末時点での同定期の総預入残高の0・05%を同行が負担。県などで整備を検討している教会群の統一看板設置などの費用の一部に役立てる。

 同行は昨年十一月に「地域振興部」を新設し、観光振興策などの支援を強化している。同行営業統括部は「県民に実際に教会群を見て魅力を知ってもらい、本登録に向けた運動を後押ししたい」としている。

 問い合わせは同行プライベートバンキング室(電095・827・8156)。

 長崎商工会議所は十一日、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」に関連し、「世界遺産への登録の意義」と題した説明会を長崎市内で開いた。

 同会議所会員向けで、松藤悟会頭をはじめ、同会議所の教会群世界遺産登録推進特別委(金子叔司委員長)の委員ら約三十人が出席。県教委世界遺産登録推進室の嶋田孝弘室長が二〇一一年度を目標にした本登録までのタイムスケジュールや、県の取り組みなどを説明した。

 嶋田室長は世界遺産登録の活動から生まれる成果として「地域の歴史を知り、資産の価値を再認識することで、地域の人に誇りと自信が生まれる」と強調。「観光客増加などの地域振興や、世界遺産を核としたまちづくりにつなげたい。そのためには行政だけではなく、周辺環境の整備など、地域全体と一体となった取り組みが必要」と述べ、登録へ向けた民意の醸成や、PRなどへの協力を求めた。

2008年3月12日長崎新聞掲載

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