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原城をCGで再現 シンポ2日目、専門家ら高評価
【南島原】「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の世界遺産国内暫定リスト入りを記念したシンポジウム「有馬の城・外交・祈り−西欧外交の原点を求めて」(南島原市、同市教委主催、長崎新聞社など後援)二日目は十日、同市有家町のありえコレジヨホールで開かれ、構成資産の国指定史跡・原城跡の本丸大手門(正門)付近のコンピューターグラフィックス(CG)復元イメージが公開された。
CGは玉井哲雄国立歴史民俗博物館研究部教授の指導で、千葉県八千代市教委職員の高屋麻里子さんが作成。城跡の発掘調査結果などから、幕府によって壊された石垣の高さや構造を推定し、本丸大手門や門周辺の櫓(やぐら)などをCGイメージで復元した。
千田嘉博奈良大准教授は「長年、原城跡に来ているが初めて立体的な城が見られた」と高く評価。高屋さんは「今後も調査を続け、城の実態をより明らかにすることが大切」と強調した。
シンポでは服部英雄九州大大学院教授、小島道裕国立歴史民俗博物館准教授らが原城跡、日野江城跡の価値や島原の乱について解説。服部教授、小島准教授らによるパネル討議もあり、コーディネーターの千田准教授は「(世界の専門家に通用する)世界レベルの調査が今後も必要。多くの市民の応援が大切だ」と呼び掛けた。
2008年2月11日長崎新聞掲載
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