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「登録推進室」を新年度設置 シンポで南島原市長表明
【南島原】「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の世界遺産国内暫定リスト入りを記念したシンポジウム「有馬の城・外交・祈り−西欧外交の原点を求めて」(南島原市、同市教委主催、長崎新聞社など後援)が九日、同市有家町のありえコレジヨホールで始まった。十日まで。この日の市民フォーラムで、松島市長は新年度、同市教委内に世界遺産登録推進室(仮称)を設置することを明らかにした。
「−キリスト教関連遺産」の構成資産である同市内の原城跡、日野江城跡、吉利支丹墓碑の価値を市民に広く理解してもらおうと企画。同市文化財専門委員会委員ら国内屈指の専門家が集まった。
上智大元学長のヨゼフ・ピタウローマカトリック教会大司教、大石一久県文化振興課課長補佐、本中眞文化庁主任文化財調査官が講演。世界遺産登録の最近の情勢などについてそれぞれ語った。
市民フォーラムでは、ピタウ大司教、本中主任調査官、古巣馨長崎カトリック大司教区列聖・列福特別委員会委員、横田修一郎県教育長、松島市長が登壇。服部英雄九州大大学院教授がコーディネーターを務め、世界遺産登録やキリシタン文化などについて意見交換。松島市長は「県や文化庁の指導を受け、保存管理計画策定を進める。新年度に世界遺産登録推進室を設置する。構成資産を地域の宝から世界の宝にしたい」と決意を新たにした。
十日は史跡の発掘状況の報告、千田嘉博奈良大准教授らのセッション、玉井哲雄国立歴史民俗博物館准教授の指導で調査結果に基づいて作成された原城本丸大手門などを復元したコンピューターグラフィックスの公開、パネルディスカッションなどがある。
2008年2月10日長崎新聞掲載
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