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文化財指定へ初会合 長崎・端島炭坑等調査検討委

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初会合で意見を交わす委員=長崎市議会会議室
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「九州・山口の近代化産業遺産群」の世界遺産登録を目指し、構成資産候補となっている端島(通称・軍艦島)炭坑(中ノ島を含む)と高島炭坑の文化財指定に向けた調査・検討を進める長崎市の「端島炭坑等調査検討委員会」の初会合が6日、同市議会会議室であった。
九州、山口の6県12市でつくる推進協議会が現在検討している「九州・山口−」の構成資産候補は28件(うち本県は8件)。構成資産として盛り込むには国の重要文化財指定などが条件となるが、端島、高島両炭坑は未指定。
委員会は学識経験者6人で構成。初会合では国士舘大の岡田保良教授(建築史、世界遺産)を会長に選出。市の担当者が端島の保存活用について「風化の過程を見せる野外博物館としての位置付けが望ましい」といった外部有識者からの提言を踏まえ、検討を進めた経過を説明した。
委員は「風化の過程を見せるという端島の考え方は(往事の姿に修復する)従来の日本の文化財保護の概念と正面からぶつかる」「近代化産業遺産に関する文化財保護行政の問題を提起する重要な事例に」などと活発に意見交換。2012年度内をめどに文化財としての価値付けを取りまとめる方針を確認した。
2010年6月8日長崎新聞掲載
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