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地域の資産理解深める シンポで取り組みなど意見交換

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世界遺産登録へ向けた活動について語るパネリスト=長崎市松が枝町、旧香港上海銀行長崎支店記念館
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「九州・山口の近代化産業遺産群」「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」について考える「長崎世界遺産 交流シンポジウム」が6日、長崎市内であり、参加者が県内の遺産の価値や登録に向けた取り組みについて理解を深めた。
テーマは「世界遺産登録にむけた市民活動とまちづくり」。パネルディスカッションでは、▽柿森和年氏(長崎の教会群を世界遺産にする会事務局長)▽桐野耕一氏(NPO法人長崎コンプラドール理事長)▽宮川雅一氏(長崎近代化遺産研究会長)▽原口泉氏(鹿児島大文学部教授)−のパネリスト4人が意見交換。
柿森氏は、登録に向けた活動について「市民が主役で、市民活動に光を当てるような行政の支援が必要」と強調。桐野氏は、歴史的・文化的なつながりのある地域間の連携や、身近にある資産の価値を地元の子どもたちに伝えることの重要性を訴えた。
原口氏は「長崎だけでなく九州間で連携しながら、それぞれの地元の資産を見詰め直す運動を起こすべき」と指摘。宮川氏は「構成資産を単なる建物、施設として研究するのではなく、そこに携わった人の歴史をひもとく研究をしたい」と述べた。
シンポジウムは、長崎近代化遺産研究会が主催し、市民ら約90人が来場。パネルディスカッションのほか、長崎大工学部の岡林隆敏教授の講演や、「軍艦島を世界遺産にする会」など本県や鹿児島県のNPO法人の活動紹介もあった。
2010年2月7日長崎新聞掲載
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