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「普遍的価値」表現を具体化 第7回学術会議

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教会群の評価基準について議論する委員ら=長崎市南山手町、長崎全日空ホテルグラバーヒル
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「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の世界遺産登録に向け、専門家が推薦書作りの方向性を議論する県世界遺産学術会議(委員長・林一馬長崎総合科学大教授)の第7回会合が15日、長崎市内であった。前回までの検討結果を踏まえ、「長崎の教会群−」の「顕著な普遍的価値」について表現をより具体化した。
世界遺産には「顕著な普遍的価値」が求められ、国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会が評価基準を定めている。
前回会合で、世界遺産としての価値が「東西文化の交流」と「文化的伝統」にあるとの視点で証明していく方針を確認。この日の議論では、文化の交流について「16世紀のキリスト教の伝来とともに東西の文化と価値の交流が継続し、それが19世紀の教会群に表れている」。文化的伝統は「禁教と鎖国によりローマ教会との交流が絶たれた中で人々がキリスト教信仰を維持するために営んだ、価値観や慣習などに基づく行動や日々の生活」と具体的な表現にした。
このほか、県は「長崎の教会群−」の顕著な普遍的価値として「日本におけるキリスト教の伝来と受容の歴史を示す稀有(けう)な遺産である」とする素案を提示。会合では物証として教会などの建物のほか、聖地や殉教地、集落など教会を取り巻く環境も検討していくことを決めた。
同会議は、キリスト教史や世界遺産が専門の大学教授ら6人で構成している。
2009年11月17日長崎新聞掲載
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