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中町教会で講演会 建築関係、信者ら100人参加

江袋教会の歴史的価値についての講演に聞き入る人たち
江袋教会の歴史的価値についての講演に聞き入る人たち=長崎市、中町教会
 本県の教会群の世界遺産への登録を目指す講演会「世界遺産への道 長崎の教会群」が4日、長崎市中町の中町教会であった。「長崎の教会群を世界遺産にする会」(会長・林一馬長崎総合科学大教授)など主催。県内外から建築関係者や信者ら約100人が参加した。

 2007年2月の火災で焼損し、現在復旧工事が進む江袋教会(新上五島町)の調査や設計監理を担当する「M.M設計」の1級建築士、高橋弘一氏が歴史的価値や復旧の方法について解説した。

 江袋教会は1882年創建。日常的に使われている教会としては国内最古とされる。柱や梁(はり)が太く、民家のような構造で、高橋氏はキリシタン禁制が解かれて間もないころの民家を利用した「家御堂」の特徴が見られると指摘。「大正、昭和期に大小の改修をしているものの、初期教会の姿を現代によく伝えている。文化財的価値が高い」と強調した。

 復旧の方法については、焼けた柱や梁は表面を合成樹脂を使って固めたり、炭化した部分を削って表面に新しい木材を張る方法を採用していると説明。「できる限り元通りの姿に仕上げたい」と話した。

2009年7月5日長崎新聞掲載

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