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信仰伝える貴重な遺物展示 長崎市歴史民俗資料館で2月8日まで

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禁教時代や禁教令が解かれた後から、現在まで受け継がれている遺物などを紹介している資料・パネル展=長崎市歴史民俗資料館
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長崎市外海地区でキリスト教禁令下、厳しい迫害に遭いながらも守られてきた信仰心やその歴史などを貴重な遺物やパネルで紹介する「外海キリシタン資料と教会写真パネル展」が、長崎市平野町の市歴史民俗資料館で開かれている。二月八日まで。
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産暫定リスト入りした「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」を広く知ってもらい、本登録に向けた市民の機運を高めようと企画した。約八十点のうち約五十点を占める遺物は、個人や修道会などから借り受けた。
遺物では、禁教時代に観音像をマリア像に見立てた「マリア観音」や、それを隠していた竹筒のほか、一八七三(明治六)年に禁教令が解かれた後も、江戸時代の潜伏形態を守り続けている「隠れキリシタン」が代々受け継いできたロザリオなど聖器具を展示。七九(同十二)年に外海地区に赴任し、出津教会を建設したり、私財をなげうって救助院やパン、そうめんなどの授産事業を始めたド・ロ神父が宗教教育に使うために制作した版画も紹介している。
永松実館長は「これだけの物が残っていたのは奇跡的。信仰に対する思い、証しを感じてほしい」と話している。入場無料(月曜休館)。
2009年1月6日長崎新聞掲載
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