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学術会議の論議踏まえ意見交換 五島市

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県世界遺産学術会議の論議を踏まえ意見を交わした五島市世界遺産登録推進本部会議=同市役所
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【五島】五島市の幹部らでつくる同市世界遺産登録推進本部(本部長・中尾市長)は二十九日、市役所で第三回会合を開いた。教会群の価値のとらえ方について県世界遺産学術会議で意見が分かれていることなどを踏まえ、話し合った。
中尾本部長は「(学術会議で)意見がまとまりづらい状況。地元では継続して熱き思いを持つことが大切」とあいさつ。学術会議の審議について、出席者から「建築物の価値だけでなく四百年間の信徒の苦難の歴史が重要」「県に早く方向性を出してほしい」などの意見が出た。同本部長も「島伝いに教会ができた歴史が絡まないと教会群の価値は説明できない。資産を持つ市町の現場の思いが解決の突破口になるかもしれない」と述べた。
市文化推進室は、「平泉の文化遺産」(岩手県)の世界遺産登録延期などを説明。また、五島市内の構成資産、堂崎教会、江上教会、旧五輪教会堂について各地区で九月に開いた住民説明会では、過疎化や高齢化で教会の管理、修復の経済的負担が信者には困難な現実や、世界遺産登録に関する情報が末端の信者に伝わってきていない状況が厳しい意見として出されたことも報告した。
2008年10月30日長崎新聞掲載
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