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「大変な快挙」「観光の追い風に」 関係者から期待の声
「九州・山口の近代化産業遺産群」の世界遺産暫定リスト入りが決まった二十六日、四つの構成資産がリストアップされている長崎市の関係者からは「大変な快挙」「観光の追い風になる」と期待の声が上がった。
「ソロバンドック」の愛称で知られる小菅修船場跡。日本初の近代的洋式ドックとして日本近代化の原動力の象徴でもある。所有する三菱重工長崎造船所は「大変光栄なこと。これを機会により多くの皆さまが関心を持たれることを期待したい」と歓迎した。
旧グラバー住宅などほかの三つの構成資産は市の所有で、欧州三都市を外遊中の田上市長もコメントを発表。「いずれも地域の歴史の中で生まれ、継承されてきた市が誇るべき貴重な宝。世界遺産登録に向けて全力で取り組みたい」とした。
長崎国際観光コンベンション協会の大竹愛昭事務局長も「リスト入りは観光面で大きな弾み。グラバー園の入場者数は微減状態だが、もう一度注目度が上がるはず」と期待を寄せた。
長崎市議会世界遺産推進特別委員会の前田哲也委員長は「率直にうれしい。ただ軍艦島などは世界遺産の登録要件である『万全の保存』が図られたものではなく、登録推進に向けて課題をどうクリアできるか議会で議論したい」と話した。
2008年9月27日長崎新聞掲載
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