|めざせ!世界遺産トップ|動画特集ページ|
歩きたばこ、ごみ捨て禁止区域に 2009年4月から大浦天主堂一帯
世界遺産登録を目指している「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」を環境美化でバックアップしようと、県と長崎市はシンボル的な構成資産「大浦天主堂」(長崎市南山手町)一帯で、歩きたばこやごみの投げ捨てを禁止する。県は来年四月から違反者に罰則(二万円以下の過料)を適用。同市も独自に罰則の適用を検討しており、地域からは「施策の実効性を担保するよう徹底してほしい」との声も上がっている。
県は三月に「県未来につながる環境を守り育てる条例」(未来環境条例)を公布。従来の「公害防止」「自然環境保全」「環境美化の推進に関する」各条例を引き継ぎ、地球温暖化対策などを追加した。未来環境条例で、県が指定した「ごみの投げ捨て等防止重点地区」や、屋外での喫煙を禁止する「喫煙禁止地区」では、違反者に罰則を適用することを決めている。
県未来環境推進課によると、指定するのは「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の構成資産がある地区。地区指定は十月一日から順次、実施。罰則の適用は周知期間を設けるため来年四月からとなる。同課は「大浦天主堂やグラバー園と、施設周辺の坂道が対象。罰則適用後は県職員が巡回し、違反者に注意する」との方針。
一方、同市は来年四月の制定を目指し、独自の条例を検討中。対象地区は同市大浦町、東山手町、南山手町、小曽根町、松が枝町、下町、相生町。市廃棄物対策課によると、観光客や市民が快適にまち歩きできるようにする狙い。罰則も盛り込む予定だが、適用時期は未定。同課は「地元からはきれいになるので良いと、反対意見はない」と説明する。
大浦天主堂がある旧居留地の清掃活動などを進めてきた市民団体「長崎・居留地ネットワーク」の梅元建治事務局長は「清掃していて一番、多いのは、たばこの吸い殻。電停や横断歩道周辺に多い。喫煙者には携帯灰皿を配る必要もあるだろう。歩行者の歩きたばこだけでなく、車からのたばこ投げ捨ても少なくない。実効性がある条例にしてほしい」と注文を付けた。
2008年8月28日長崎新聞掲載
2010/12/15 二十六聖人殉教地で地下遺構の有無調査 長崎市が「国指定史跡」目指し初
2010/12/06 近代化遺産を次世代に残す 長崎で講演会
2010/12/04 「軍艦島」登録を後押し 研究同好会があす、長崎で特別講演会
2010/11/27 南島原市で市民協働会議が設立 来秋までに行動計画
2010/10/29 来年度初めをめどに候補絞り込みへ 教会群と関連遺産
|

|

|
「龍〜なが」アクセスランキング
|

|
|