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世界遺産候補を身近に感じよう 南島原で市民向けツアー
地元の人たちに、郷土の歴史、文化を知ってもらい、世界遺産候補の構成資産になっている三カ所の国指定史跡を通じて、さらに南島原の魅力を感じてもらおうと同市が企画。同市が前年度に策定した「観光地づくり実施計画」の五カ年計画の一環として実施した。
ツアーには四十五人が参加。二班に分かれ、吉利支丹墓碑(西有家町)、日野江城跡(北有馬町)、原城跡(南有馬町)と原城跡の発掘実績を学ぶことができる原城文化センターを巡った。
地元のボランティア観光ガイドらが各史跡の歴史や発掘の状況を解説。島原の乱の舞台となった原城跡では、一九九二年からの発掘で乱の後、江戸幕府が徹底的に原城を破壊した史実が判明したことを写真資料などで紹介した。
ツアーに参加した有家町の町づくり研究グループ代表で材木店経営の森永隼人さんは「ガイドの解説が分かりやすい。日野江城跡では実際に発掘された出土物なども見られるともっとよかった。今後実施されるツアーには周りの人も参加するよう勧める」と絶賛した。
同市では七、八月には世界遺産候補史跡などを巡る親子ツアー、九月に市内の博物館巡り、十月に火山活動などを学ぶジオツアーをそれぞれ予定している。問い合わせは南島原市商工観光課観光振興班(電050・3381・5032)。
2008年6月25日長崎新聞掲載
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