長崎新聞社 こどもパーク

2004年1月12日長崎新聞掲載

栄養満点おもちゃ アナログゲーム  “ハラハラドキドキ”共有


「ハンド・イン・ハンド」(セレクタ社、ドイツ。木製)世界の子どもたちが手をつなぐ絵が描いてあるカードとサイコロを使ったゲーム遊び。パズル遊びなどいろいろと楽しめる。3歳くらいから
 「小学生の子どもがテレビゲームばかりしている」というお便りを頂きました。テレビ画面と向かい合う閉そく的なデジタルゲームでなく、人と人が向かい合って遊ぶアナログゲームにも面白いものがたくさんあります。将棋や囲碁、トランプ、花札など昔から長く親しまれてきたもの、ボードゲームや絵合わせ、おもちゃとしても遊べるものなど多種多様です。

 年間ゲーム大賞が制定されているドイツでは、面白いゲームが特に多く生まれています。例えば「コンツェルト・グロッソ」(アミーゴ社、ドイツ。紙製)というカードゲーム。ウサギの絵が描いてあるカードを等分に配り、手元で裏にして積み重ねておきます。順番に表にして出したカードの絵を見て、耳をふさいだり、拍手したり、バンザイしたり、立ったり座ったりします。間違えた人につられる、大間違いするなど大人も子どもも一緒に楽しめます。手持ちのカードがなくなると勝ちです。

「ネコとネズミゲーム」(アーレンス社、ドイツ。木製)サイコロを振って出た色のネズミ(ひもつきコマ)は、ネコ(木製カップ)に捕まらないように逃げますが、遊び方は創造次第。3歳くらいから


 アナログゲームのいいところは、小さい子も勝てるものが多いことです。絵合わせのような記憶ものは子どもの方が強かったりするので、大人も真剣に楽しめます。子どもたちはゲームをしながら、順番を待つことや我慢、協調性などを身に付けます。私たち忙しい親は、時間に追われて子どもと向き合うことを忘れがち。「モノより思い出」という広告がありましたが、テレビゲームにはない“駆け引きの妙”や“ハラハラドキドキ”を子どもと共有してみませんか。

(おもちゃコンサルタント・坂本秀子)






おえかきランド

おえかき
ぶらんこ びゅん
長崎・レデンプトール幼稚園
相楽永子
おえかき

長崎市諏訪小5年
湯淺美麻(ポエムも)

道は続いている

どこまでも続いている

ずっと歩けばどこにつくのかな

おとぎの国かな?








童話の森
たぬきくん
文・酒井伸子 絵・白倉麻里江

 「おお。たぬきたち、きょうもまたきたのか。よしよし…」 守えいさんが、にこにこしています。
 山のふもとにあるこの工場に、このごろでは二、三びきのたぬきたちが、ころころところげながらくるようになりました。
 はじめのころは、おろおろとまわりをうかがいながら、べんとうののこりものや牛乳などをたべにきているようでした。
 それがだんだんと今ではなれてきて、へいきでえさをもらうためにでてくるようになりました。
 そんなある日のことでした。
 守えいさんが、同じたぬきたちがきているかしるために、一ぴきの人なれしているたぬきくんに“赤いたすき”をかけてやりました。
 すると、どうでしょう。つぎの日から、たすきがけのたぬきくんをせんとうにしてあらわれました。
 「やっぱり同じたぬきくんたちだったのか…」
 守えいさんは、うれしそうにみつめています。
 さらにその日は、えさをたべおわるとたぬきくんたちは、ますます人なれしてきたのか、こんどはブロックべいにちょこんとすわりました。
イラスト  そして、夕方にかけて工員さんたちが、かえっていくのをみまもっているようです。
 工員さんも、門をでるとき、
 「バイ、バイ…。たぬきくんバイバイ…」
 そういってかえっていきます。
 なかには、
「たぬきにバイバイがわかるか!」
 と、うしろもふりむかずにかえる人もいました。
 でも、ほとんどの人たちは赤いたすきがけのたぬきくんをみるとにこやかになりました。
 そのようななかで、いつもえさをあたえる守えいさんが、
 「たべものをもらうものだから、守えいのしごとを手伝ってブロックべいからみまもっているのかなぁ…。これからはのこりものだけでなく新しいものもあげるからな」
 にっこりしながら、つぶやきました。

 (西彼長与町、66歳、主婦。絵は孫、琴海中2年)




ニ ュ ー ス を 知 ろ う  長崎新聞から

冬の海で泳ぎ初め
 長崎游泳(ゆうえい)協会(きょうかい)の新年の伝統行事(でんとうぎょうじ)「泳ぎ初(ぞ)め式(しき)」が長崎市小瀬戸町の旧ねずみ島の海岸であり小学生も含(ふく)めた会員らが、水温12度の海で古式泳法(こしきえいほう)を披露(ひろう)して1年のけいこの無事を祈りました=写真=。今年は最年少の小学3年生の男の子も参加。冷たい海に入り、立ち泳ぎで色紙(しきし)に書を書くなどの泳法を披露。高校生のお兄さんは「寒かったけど、いい年になりそう。勉強と部活(ぶかつ)を頑張(がんば)りたい」と話していました。(4日30面)

ニュース写真
 
サルに餌あげたよ
 佐世保市の石岳動植物園(いしだけどうしょくぶつえん)で今年の干支(えと)「申(さる)」にちなんだ餌(えさ)やり体験会(たいけんかい)があり、子どもらがニホンザルやマントヒヒの餌やりを楽しみました。普段(ふだん)は来園者(らいえんしゃ)が餌をやるのを禁止(きんし)していますが、申年にちなんで楽しい正月を迎えてもらおうと計画されました。ニホンザルの餌やり体験では、ブドウやニンジン、リンゴなどを飼育舎(しいくしゃ)に投げ入れた。サルたちはうれしそうに次々に食べていました。 (5日11面)


プロの指導に感激
 サッカーJ1のセレッソ大阪の少年サッカー教室が、東彼川棚町の中央公園運動広場であり、日本代表(だいひょう)で国見高出身の大久保嘉人選手らが指導(しどう)しました。東彼3町の小学生約130人が参加。リフティングやフェイントの仕方(しかた)などを習(なら)い、ミニゲームも行いました。参加した子どもは「プロのボールコントロールはすごい」と感想(かんそう)を話していました。(8日12面)



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