長崎新聞社 こどもパーク

9月8日長崎新聞掲載

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イラスト=宮本努
手話でこんにちは
画像をクリックすると手話通訳士・西川研さんによる手話の動画がご覧いただけます

 ■「はい、そうです」「いいえ、ちがいます」

 はい、そうです(左の絵)  右手は相手の方に、左手は自分の胸の辺りに置いて、親指と人さし指を付けて離す動作を2回繰り返します。

 いいえ、ちがいます(右の絵)  右手の親指側を自分の顔の前に近づけ、左右に2、3回軽く振ります。

 みなさんのお父さんやお母さんが顔の前で手を振って「いいえ」のジェスチャーをしているのを見たことがありませんか? 「いいえ」の手話と同じですよね。

 手話を知らない人たちの自然な身ぶりが、実は耳が不自由な人たちのコミュニケーションでも使われていることがたくさんあるんですよ。
(指導・県ろうあ福祉協会)
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栄養満点おもちゃ 積み木の遊び方  「積んで壊す」楽しもう

ノックアウトボール
「ネフスピール」(ネフ社、スイス。木製、カエデ)個性的なデザイン、美しい色のネフ社の積み木。基尺が統一されているので組み合わせて遊べる。リボン形のネフスピールは45年以上の歴史があり、小さい子にも積みやすい
 「積み木を買ったけれど、子どもが遊ばない」という相談をよく受けます。本来、積み木は赤ちゃんから大人になるまで、長く遊べるおもちゃです。でも、ただ買ってきてドン、と置いても子どもは見向きもしません。ところが、大人が面白そうな形に積んで見せると、子どもは途端に遊び始めます。

 子どもが遊び始めたら、そっと見守りましょう。大人の役割は「一緒に遊ぶ」ことではなく「遊びを助ける」ことだからです。例えば、一歳ごろの子どもは、積み上げた積み木を壊すのが大好きですが、大人はついつい「壊しちゃダメ! せっかくここまでできたのに」と言って「作品」を作らせようとしがちです。

 子どもが積み木を積み上げては壊す遊びを繰り返すのは、体内で細胞が作られては壊れ、新しい細胞が作られていく過程を遊びの中で無意識に再現しているのだといわれます。砂場で形を作っては壊す遊びも同じです。子どもが子どもでいる間にしかできない遊びを妨げることなく、根気よく何度も何度も積み木を積んで、壊す遊びを助けてあげましょう。
きかい
「アークレインボウ」(ネフ社、スイス。木製)虹色が美しいアーチ形の積み木。付属のバチでたたいて音を楽しむこともできる

 「知育玩具」や「教育玩具」にも注意が必要です。集中力や想像力、言葉の力などは、楽しく遊んでいるうちに自然と身に付きます。知育玩具のように、何かを教えようとして作られたおもちゃは遊びが限定され「お勉強」になりがちで、遊びが邪魔されます。積み木にひらがなやアルファベットは必要ありません。

 子どもは早く育つ必要はなく、無理に「早く」育てられるとどこかで必ずひずみが出てくるのではないでしょうか。純粋に子どもの遊び心に働き掛けるおもちゃを用意したり、遊び始めのきっかけを作ったりして、遊びを助けてあげてください。

(おもちゃコンサルタント・坂本秀子)




おえかきランド

にがおえ
(画用紙を船の形に折って色を塗り、再び開いて画用紙に戻しました)
にがおえ
にがおえ
神ぴてき
長崎市立北陽小2年
中田知史
花火
長崎市立銭座小3年
清水春希
巨大なくつ
長崎市銭座小5年
清水優希


童話の森
君と出会えて!!
文と絵 谷口美希

 このお話は、ある女の子しか知らない秘密(ひみつ)のお話。

 深い森の奥(おく)、大きな湖(みずうみ)の底(そこ)に白いお城がありました。そのお城には、お姫様(ひめさま)がたくさんの魚たちとくらしていました。末っ子のユーリは王様も手をやくほどのおてんば娘でした。ユーリのお母さんは、ユーリの小さい時になくなっていました。

 そして、ここにも大好きだったお母さんに会いたいと思っている子どもがいました。その子の名前は春日(かすが)。だれにでもやさしく、少し大人びた女の子です。この二人が出会ったのは、春日がユーリのすんでいる森の中を散歩(さんぽ)しているときでした。タッタッタッ、春日が湖にある橋をわたっていると、水の中からユーリがあらわれ、春日ににっこり笑うと、春日もそれにつられて笑ったのです。

 「ねえ、あなたは春日?」

イラスト  「うんっ。でも、なんで春日の名前しってるの?」

 「それはねっ、春日のママが教えてくれたのよ」

 「ママ? だれ、それ? 春日のママはいない。だって、春日のママ、一年前に春日のことかばって、事故(じこ)で死んじゃったんだもん。すごくやさしいママだったの。いつも春日に笑いかけてくれたの」

 「知ってるよ。だってユーリのお母様も今はいないし、春日の気持ちわかるもん」

 そんな話をしているとき、湖の中からユーリの友だちの人魚(にんぎょ)が出てきました。その人魚は二人を勇気(ゆうき)づけるため、特別(とくべつ)な魔法(まほう)をかけてくれました。

 「…が。…んが。かすが」

と聞いたことのある声。

 「マーマ!」

 「そうよ、春日。元気にしてた? ごめんね。ずっといっしょにいたかったんだけど、神様(かみさま)がダメだって。でもね、春日やパパとすごせた時間はすごく楽しかった。ありがとう」

 人魚がかけてくれたのはお母さんに会える魔法でした。春日は夢のことはだまっていました。ユーリや人魚との出会いで、ママに会うことができた春日は、今日の出来事(できごと)を一生わすれないように、日記に残しました。

 今も、春日とユーリたちは毎日のように秘密で会っています。今日はどんな場所で秘密の話をしているのかな?
(五島岐宿町立岐宿中2年)






ニ ュ ー ス を 知 ろ う  長崎新聞から
国見高が天皇杯へ
 ゆめ総体サッカーでも優勝した国見高が、第83回天皇杯全日本選手権県代表決定戦を兼(か)ねた第14回県選手権大会で三菱重工長崎を3―2で破り、5年連続6度目のVを成しとげました。主力選手を欠き、本来の力を出せなかったそうですが、小嶺総監督が「けが人が多い割には良かった」と言うように、勝負強さを発揮(はっき)して、見事に11月30日に開幕する天皇杯の出場権を獲得(かくとく)しました。さすが国見高ですね。(1日付17面)

子ガメ82匹旅立つ
 南高口之津町の白浜海水浴場で、人工ふ化したアカウミガメ82匹が近くの子どもら約180人に見守られて大海原に旅立ちました。1990年からウミガメの保護(ほご)に携(たずさ)わっている国民年金健康保健センター「くちのつ」職員、成末寿弘さんが7月9日に、同海岸で2年ぶりに109個の産卵(さんらん)を確認(かくにん)。同センターのボイラー室の余熱(よねつ)を利用して温(あたた)めていたものです。子ガメは「頑張(がんば)れ」の子どもたちの声に送られながら波に乗って旅立ちました。(2日付9面)

 
ニュース写真

田助ハイヤ節披露
 平戸市立田助(たすけ)小のコーラス部の25人が近くの養護(ようご)老人ホーム「光の園」を訪問しました=写真=。お年寄りに憩(いこ)いの時間を提供しようと初めて企画。児童らは三味線を打ち鳴らしながら、地元に古くから伝わる田助ハイヤ節を情感(じょうかん)豊かに歌い上げ、入所者に喜ばれました。佐賀県の西有田少年少女合唱団も参加。美しい歌声で華(はな)を添(そ)えました。(3日付12面)



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