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文と絵 道上杏奈 「こんにちは」 まだ、五歳(さい)の理江(りえ)ちゃんは、お人形ごっこが大好きです。理江ちゃんのお人形は全部で五つ。おじいちゃん、おばあちゃんにもらった物やお父さん、お母さん、それにお姉ちゃんにもらった物もあります。 その中で、お姉ちゃんにもらったうさぎの人形のピョンちゃんがおきにいりです。 「ピョンちゃん、こんにちは!」 「理江ちゃーん。おやつだよー」 「はーい」 理江ちゃんが台所へ行った後が大変。開けていたまどから風がふいてピョンちゃんがお姉ちゃんのつくえの下に入っちゃった。その時、お姉ちゃんがいればよかったのに。まだ学校です。 「ごちそうさまでした! またお人形さんとあーそぼ!」 理江ちゃんはお部屋に入りました。でも…。ピョンちゃんはいません。 「あれ? ピョンちゃん? ピョンちゃーん、どこー?」 理江ちゃんは大きな声を出したけれども、ピョンちゃんは出てきません。理江ちゃんはとうとうなきだしてしまいました。そしてまたママのいる台所へ行きました。
ママは、理江ちゃんをだいてくれました。ママは理江ちゃんにどうしてないているのか聞きます。でも、理江ちゃんはずっとないていて何も答えてくれません。ママは、こまってしまいました。何分かたって、お姉ちゃんが、帰ってきました。お姉ちゃんは明日(あす)テストがあると言って部屋へとびこみました。お姉ちゃんはびっくり。自分のつくえの下にあのピョンちゃんが入っているからです。お姉ちゃんは「理江ちゃんがピョンちゃんとかくれんぼでもしてたのかな?」と、ほかのお人形といっしょの場所において勉強を始めました。 そこへ、ピョンちゃんの事を言い、ママとさがしに来た理江ちゃんが部屋に入りました。理江ちゃんがお人形の所を見ると…。ピョンちゃんがいました。 「ピョンちゃーん」 理江ちゃんは、ピョンちゃんをだきました。その時、ピョンちゃんに、はなれないと約束(やくそく)しました。 (長崎市三ツ山町、市立川平小6年、12歳)
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