長崎新聞社 こどもパーク

6月23日長崎新聞掲載

画像をクリックしてください!
イラスト=宮本努
手話でこんにちは
画像をクリックすると手話通訳士・西川研さんによる手話の動画がご覧いただけます

 ■「ごめんなさい」

 迷惑 (1) 右手の親指と人さし指で、みけんを軽くつまみます。

 頼む (2) 右手を顔の前に移動して拝むようにします。

 手話単語の「迷惑」と「頼む」で「ごめんなさい」「すみません」の手話になります。

 手話は目で見る言葉ですから繰り返し練習しないとなかなか覚えられません。家族と一緒に練習し、耳が不自由な人たちと手話でコミュニケーションできるようになりましょう。(指導・県ろうあ福祉協会)

(指導・県ろうあ福祉協会)
Windows Media Playerなどの動画再生ソフトが必要です。
こちらからダウンロードすることができます。


読みごろ絵本 ジローとぼく     大島妙子作 (偕成社、1000円)

   「僕」が愛犬になり…

 子犬を拾(ひろ)った。名前はジロー。僕らはいつも一緒に寝てるんだ。でも、ジローはどんどんでっかくなったから、僕とお父さんは「ジローの家」を作ってあげた。今日から僕らは別々に寝なくちゃいけないんだけど…。ある朝突然僕はジローに、ジローは僕になってしまう。僕になったジローははりきります。妹の面倒(めんどう)をみてあげたり、お父さんとプロレスをしたり…。

絵本 中
絵本表紙

 大島妙子さんのお話はどれも面白いのですが、特にこの作品は絵もストーリーも大島さんの魅力(みりょく)にあふれています。中でも物言わぬジロー(だって犬ですから)の目、この目がキラキラしていて、それだけで彼の心の中がよくわかります。また、絵をもっとよく見てください。ちゃぶ台にはスイカが並び、お父さんはランニングシャツ姿で寝転(ねころ)んでプロ野球を見ています。縁側(えんがわ)ではおばあちゃんが涼んでいます。懐(なつ)かしい日本の夏の風景に大人の心もほっと和(なご)むことでしょう。


(JPIC読書アドバイザー・鈴木綾子)



にがおえランド
にがおえ
にがおえ
にがおえ
おかあさん
長崎・くるみ北幼稚園
なかむら のぞみ
おともだち
長崎・くるみ北幼稚園
こんどう りおん
おともだち
長崎・くるみ幼稚園
さとう まゆ


童話の森
今度は俺が…
文と絵 伍田さつき

 「こら。良太。おつかいに行ってちょうだい」

 「いやだよ」

 良太君はお母さんの言うことをきかず、家を飛(と)び出しました。

 「おつかいなんて面倒(めんどう)くさいよ」

 コンビニで、菓子を買おうと入った時、同じクラスのみゆき君という男の子に出会いました。

 「みゆき。こんなところで何やってるんだ」。良太が問うと、みゆき君は答えました。

 「ばあちゃんが、せんべい食べたいらしくて、そのおつかい」

 「うわー。おつかいなんて、よくそんな面倒なことできるね。ぼくはそんなことより、遊びまわるよ」

 良太君は、みゆき君のまじめさに驚(おどろ)きました。

イラスト  公園に行った二人は、ベンチに座って、語りました。

 みゆき君が言います。

 「オレの両親、オレが生まれた時から共(とも)働(ばたら)きでさ。ずっと、ばあちゃんが面倒みてくれたんだ。絵本読んでくれたり、ご飯作ってくれたりいろいろと。でも、三年前にたおれてから、寝たきりになってな」

 みゆき君は、ふと空を見上げました。

 「だから、今度はオレが、ばあちゃんの面倒をみるばんなんだ」

 みゆき君の顔は輝(かがや)いていて、心から、おばあちゃんを、尊敬(そんけい)している様子(ようす)でした。

 みゆき君の話をききながら、良太君は、自分が幼いころのことを思い出してみました。

 子もりうたを歌ってくれているお母さんの姿。自転車の乗り方を教えてくれるお父さんの姿。誕生日には、心からいわってくれる両親、知人の姿。どれもすばらしいです。

 「そうか。ボクはひとりで大きくなったわけじゃない。まわりの人の優(やさ)しさがあったから、こんなに大きくなれたんだ」。良太君も両親に対する感謝(かんしゃ)の気持ちがわいてきました。「それなのに」。良太君はおつかいが嫌で、飛び出した自分を思い出しました。

 「みゆき。ありがとう」

 良太君は、息を切らせながら、いそいで家に帰りました。

 玄関(げんかん)ではちょうど、お母さんが今から、買い物に出かけるところでした。

 良太君は、目を輝かせながら、お母さんに言いました。

 「やっぱりボク、おつかいに行くよ」

(長崎市鳴滝1丁目、21歳、家事手伝い)





ニ ュ ー ス を 知 ろ う  長崎新聞から

豪華客船光の演出
 三菱長崎造船所で建造中(けんぞうちゅう)の豪華客船(ごうかきゃくせん)ダイヤモンド・プリンセスがライトアップされ、夜の長崎港を幻想的(げんそうてき)に彩(いろど)っています=写真=。日没(にちぼつ)とともに、全長290メートルの巨大(きょだい)な船体が約500個の電球で飾(かざ)られ、光をまとった白い船体が市民や観光客の目を楽しませています。ライトアップは午後10時まで。完成予定の来年2月まで続けられる予定です。(18日1面)

ニュース写真
 
どきどき交流学習
 西彼高島町立高島小の児童29人が、平和学習と授業参加での交流のため、長崎市城山町の城山小を訪れ、原爆(げんばく)の話や被爆遺構(ひばくいこう)の見学を通して、平和の尊(とうと)さを学びました。高島小の児童が島外の学校と交流する機会(きかい)が少ないことから実施され、今年で4回目。児童たちは教科書でしか知らなかった遺構に触(ふ)れて「勉強になった」と話していました。また交流授業では普段(ふだん)と違った大勢(おおぜい)での授業を体験。「どきどきしたけど、友達もできて楽しい」と感想を述(の)べていました。(17日12面)

東彼杵に歌声響く
 東彼東彼杵町で初めての児童合唱団「東そのぎグリーンハート児童合唱団」ができました。結団式(けつだんしき)には団員30人が参加。保護者らの前で、すがすがしい歌声を会場に響(ひび)かせました。町内の音楽教室の先生らの指導(しどう)を受け、四月から練習を開始。練習は毎週土曜日で、学校週5日制で休日となった子どもたちの受(う)け皿(ざら)にもなっています。結団式では角美幸さん(千綿中3年)が「笑顔で歌っていきたい」とあいさつ。「ドレミの歌」などを披露(ひろう)しました。(18日14面)



こどもパークTOP長崎新聞TOP