長崎新聞社 こどもパーク

5月26日長崎新聞掲載

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イラスト=宮本努
手話でこんにちは
画像をクリックすると手話通訳士・西川研さんによる手話の動画がご覧いただけます

 ■「こんばんは」 (夜・あいさつ)

 (1) (2) 手のひらを正面に向け、中央で交差させます。

 あいさつ (3) 「おはよう」と「こんにちは」で覚えた手話と同じ動作。おじぎするように指を曲げます。

 「夜」と「あいさつ」という手話単語を合わせて「こんばんは」の手話表現になります。

 「夜」を表す手話は目が見えない様子を表し「暗い」「晩」という意味もあります。

(指導・県ろうあ福祉協会)
Windows Media Playerなどの動画再生ソフトが必要です。
こちらからダウンロードすることができます。


読みごろ絵本 雨、あめ     ピーター・スピアー作 (評論社、1400円)

  ・親子で絵さがし

 今回、ご紹介する絵本は「おはなし会」ではまず読まれない絵本です。というのも、この絵本、文章が一つもないのです。それにもかかわらず、この絵本が二十年前から絶大な人気を誇っているのも、その絵のすばらしさ、話の展開の面白さにあるといっていいでしょう。

 表紙をめくると、まず、お姉ちゃんと弟がお庭で遊んでいる姿が見えますが、左手の方から空が暗くなってきているのも見えます。ページをめくるごとに雨が少しずつ降りだし、ついには本格的な大降りになります。
絵本 中
絵本表紙

お姉ちゃんと弟は大あわてで家の中に入ります。普通はここでお話は終わってしまうのかもしれませんが、この絵本はここからがスタート。二人は雨がっぱに長靴をはいて、ふたたび雨の中へと遊びに行くのです。バシャバシャ水をはねちらかしたり、雨宿りしている動物をのぞいてみたり…。

 雨の日の楽しさを満喫できる絵本です。また、絵がとても美しく、描写も細かいので、お子さんと一緒に絵さがしをするつもりでゆっくりお読みになるのもいいと思いますよ。
(JPIC読書アドバイザー・鈴木綾子)



にがおえランド
にがおえ
にがおえ
にがおえ
わたし
長崎・くるみ幼稚園
かわわき あやえ
おかあさん
長崎・くるみ北幼稚園
はやしだ ゆいほ
おじいちゃん
長崎・くるみ北幼稚園
かどや みなみ


童話の森
今日はネコ、明日は私
文と絵 大城 咲

 ある日、ネコがいた。学校のゲタ箱(ばこ)の前に。わざわざ私のゲタ箱がある所にねていた。黒ネコだった。かわいくなかった。

 じゃまだから私は言った。「どいて」の一言。だけどネコだから、何も言わずにずっとそこから動かなかった。私は帰って鏡(かがみ)の中の自分をながめた。

 次の日、ネコはゲタ箱の前にいなかった。中にいた。もちろん私のゲタ箱の中に。

 「どいて」。私が言うと、ネコはのっそりと頭を下げた。

 「いやだね」。ネコが口を開いた。

 私はおどろいた。でもそれ以上ネコは何も言わなかった。私は帰って髪をといた。

 次の次の日、ネコは私のシューズにすっぽりとはまっていた。

 ちょっとかわいかった。少しながめていたら、ネコがシューズから出てきた。おしりから出てきたネコは毛なみを整(ととの)えて私を見た。

 「何見てんの? おもしろい?」

 ネコが言った。私はおどろかなかった。

イラスト  「私のゲタ箱で何やってるの?」

 「別に」。そしてネコはシューズの中へと消えていった。私は帰って髪を結(むす)んだ。少しかわいくなったような気がした。

 次の次の次の日、朝起きるとネコが隣(となり)でねていた。くさかった。私はネコに向かって言った。

 「何してんの?」。ネコはもぞもぞと動いて、トロンとした目で私を見た。

 「ねてるの。もう少しねさせて」

 「お断(ことわ)り。出てって」

 「ちぇ、ケチ」

 そう言うと、ネコはあと形もなく消えた。少しおどろいた。私は起きて髪をよく洗(あら)った。

 次の次の次の次の日、ネコはどこにもいなかった。シューズの中をのぞきこんでいると、どこからともなく「何? さがし物?」。ネコの声だった。少しうれしかった。

 「どこにいるの?」

 「ここ」。だけどネコはどこにもいなかった。ああ、そうかと思った。ここにいるのではないか。

 ネコは私の髪の毛になった。黒い、細いネコッ毛に。

 私は帰って鏡の中の頭のネコを見た。前の自分とはもう違うような気がした。

 それからあの黒ネコは、自分の体を捨てたのか、忘れたのか、よくわからないけど今日も私の髪として存在している。たぶん。

(諫早市福田町、12歳、上諫早小6年)





ニ ュ ー ス を 知 ろ う  長崎新聞から
園児ら乗馬に挑戦
 佐世保市干尽町の知的障害児(ちてきしょうがいじ)通園施設(つうえんしせつ)「すぎのこ園」で、園児と家族が乗馬に挑戦(ちょうせん)。動物との触れ合いを楽しみました。乗馬は障害がある人にとって心身のリラックスに効果がある療法(りょうほう)の一つとされています。初めは馬の大きな体に驚(おどろ)き、泣きだす子もいましたが、背(せ)にまたがると自然に笑顔も。馬にニンジンを食べさせるなどして、触れ合いを深めました。(17日13面)

 古里の自然を体感
 県内有数の湿地(しっち)公園として今年4月にオープンした西彼外海町黒崎永田郷のエコパークそとめ「黒崎永田湿地自然公園」で、園内の植物や昆虫(こんちゅう)などを観察(かんさつ)する自然体感会(たいかんかい)が開かれました。地元の小、中学生ら60人が参加。園内に生息するトンボや植物の説明を受けたり、延長735メートルの木道を歩き、昆虫や水中の生物の観察などをしました。この季節、ホタルも見られるようです。(18日23面)

 
ニュース写真
 その名は「アンネ」
 「アンネの日記」の作者として知られるユダヤ人少女アンネ・フランクの名前がついたバラの花が長崎市松が枝町のナガサキピースミュージアムで展示されています=写真=。バラの名前は「アンネの形見」で淡(あわ)い黄金色。ベルギーの園芸家(えんげいか)、ヒッポリート・デルフォルゲさんがアンネをしのんで栽培(さいばい)した新種(しんしゅ)。アンネの父親が1972年、京都のキリスト教信者の合唱団に贈(おく)ったことで日本にもたらされ、展示のバラは諫早市の愛好家が育てたのを譲(ゆず)り受けたそうです。6月8日まで。(21日10面)



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