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イギリスでは、子どもは幼いうちから個室を与えられ、親とは別の寝室で1人で寝ます。きょうだいで部屋を共有する場合は、2段ベッドで寝るのが一般的です。イギリスの勉強机はテーブルのようにシンプルで、日本のように棚はありません。 (指導・長崎YMCA、ジュリア・ウエストン先生、イラストも) |
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文と絵 伍田さつき
「三十六点…」。この間、期末テストがありました。中学生の良太君は、テストの点数を見てビックリ。 「仕方(しかた)ないよ。今回は皆(みな)そんなに良くなかったし」。親友(しんゆう)の明君は言います。良太君は、今までずっと勉強していました。しかし、今回こんな点数をとってしまい、すっかりやる気と自信を失ってしまいました。 「あーあ。ぼくって才能(さいのう)ないのかなー。あんなにがんばったのに、三十六点じゃあ、意味ないよな」。テスト用紙をカバンに入れながら、良太君はつぶやいています。 すると明君が言いました。 「大丈夫だよ。テストなんてまたあるし。次がんばればいいよ」。しかし、明君がどんなになぐさめても、良太君はすっかり自己嫌悪(じこけんお)になっています。すると明君は優(やさ)しくほほえみながら話し始めました。「良太君。失敗は一度しかないけれど、チャンスはたくさんあるんだよ」
「え…?」。これには良太君もわれにかえり、明君の方を見ました。明君は続けます。「道を歩いている人が階段(かいだん)でこけたとき、その人はもう、ここに階段があると分かって、同じ人が同じところで続けてこけることってないだろ。テストだって同じさ。良くない点をとったら、そこであきらめず努力すれば二度も同じ点数とるわけないよ。チャンスはいくらでもあるんだから、今回の失敗をバネにしていけば、今度はもっといい点とれると思うよ」 明君は良太君の背中をおしました。 「…そうか。そうだよな」 良太君の顔にいつもの笑顔が戻りました。 「そうだよ」。明君もうなずきます。それから良太君は立ち上がって、一呼吸(こきゅう)おくと「よーし」と元気よく声を出しました。「帰るぞ、明。帰って今日の復習(ふくしゅう)をしないとな」 良太君は明君のうでを引っぱって、教室を出て行きました。 校庭には、すっかりきれいな梅(うめ)の花が満開(まんかい)になっていた、ある日の放課後(ほうかご)のお話です。 (長崎市鳴滝1丁目、20歳、フリーター、家業手伝い) |
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