長崎新聞社 こどもパーク

2月24日長崎新聞掲載

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イラスト=後田たけじろう
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ニイハオ・チャイニーズ
 ■たこあげ、羽根けり    

 中国の子どもたちも“たこあげ”をしています。たこは「(フォンジョン)」といい、あげるのを「放(ファン)」といいます。たこの形は日本と同じようにいろいろありますが、鳥の形をしたものが一番多いようです。自分で作る子もいれば、売っているたこを買う子もいます。たこあげの季節は特に決まっていませんが、やはり春や秋が盛んなようです。中国では多くの場所で、たこあげ大会が開かれていますが、これは大人たちが中心です。

 たこあげは主に男の子の遊びですが、女の子は羽根けりをして遊びます。日本では羽子板で羽根を突いて遊びますが、中国では羽子板を使わず足で羽根をけるのです。そのため、羽根は日本のものとは少し違います。穴の開いたコインを2枚くらい重ね、その穴に羽根をさして落ちないようにし、コインの部分は布でくるみます。この羽根を「(チェンズ)」といい、ほとんどの女の子が自分で作ります。けるのは「(ティー)」といい、何回けるかを競ったり、2人か3人でけり回したりして遊びます。この羽根けりは冬によく遊びます。みなさんも自分で作ってけってみませんか。

 子どもたちの遊びでも中国と日本はよく似ていますね。ところで、「」は「風」という字の中国略字です。書いてみてください。

 (指導・県立長崎シーボルト大学、兪彭年=ユ・ホウネン=教授)


緑とあそぼう 生花のコサージ  身近なもので簡単に

 もうすぐ三月。卒業式(そつぎょうしき)などお別れの季節でもあります。お世話になった人に手作りの生花(せいか)のコサージを感謝(かんしゃ)の気持ちと一緒(いっしょ)に贈(おく)ってはどうでしょうか。コサージとは、服や身体に飾(かざ)る小さな花束(はなたば)のことです。

 コサージは通常(つうじょう)、ワイヤやそれ専用(せんよう)のテープを使って作りますが、それらを用いず、身近なものでも簡単(かんたん)にできます。

 まず、花の茎(くき)を約十センチくらいに水切りします。水切りとはボウルなどに水をためておき、その中で茎を切ることです。こうすることによって、花の水持ちがよくなるので、切った後もしばらく水につけておいてください。

作品写真
 次に花や葉物(はもの)を配置(はいち)します。花束を作る要領(ようりょう)で行います。葉物を下に置き、花をその上に置いていきます。このとき、つぼみのように小さい花は全体の上の方へ、開花した大きい花は下の方になるようにします。

 配置が決まったら輪(わ)ゴムなどで留(と)めます。留めたら茎を切りそろえ、留めた部分をリボンで飾ります。胸ポケットにさしたり、ピンで留めて飾ってください。花は服に触(ふ)れても形が崩(くず)れにくいもの、バラやカーネーションなどが適当(てきとう)です。カスミソウを少し添(そ)えるだけでも華(はな)やかになります。

 花の色も、服の色が濃(こ)い場合は淡(あわ)い色の花を選ぶなど、服の色に合わせるとお互いを引き立てることができるでしょう。

 北松田平町にあるわが北松農高では毎年、下級生が三年生との別れを惜(お)しみながら卒業生にコサージを作り、式に華を添えています。

(北松農業高校施設園芸科教諭・三宅留美)

手順



にがおえランド
にがおえ
にがおえ
にがおえ
おかあさん
長崎・くるみ北幼稚園
松本友里亜
おかあさん
長崎・くるみ北幼稚園
稲富雄大
おかあさん
長崎・くるみ幼稚園
吉田千裕
にがおえ
にがおえ
にがおえ
おとうさん
長崎市立諏訪小6年
中野翔平
おとうさん
長崎市立諏訪小6年
石本正悟
おかあさん
長崎・くるみ西幼稚園
田中裕介


童話の森
夢の工場
文と絵 上川晃子

 ミサはシャボン玉をふいています。すると、いきなり声(こえ)が聞(き)こえてきました。「うわっ! 乗(の)り遅(おく)れちゃった!」

 それは今、ふくれたシャボン玉の中に男の子がいて、その子の声でした。

 ミサはおどろいて聞きました。「どういうことなの?」って。男の子は答えてくれます。「このシャボン玉の前のシャボン玉に乗る予定だったんだよ。僕(ぼく)はバブっていうんだ」って。それは、こういうことになるそうです。

 シャボン玉には、目には見えない駅(えき)のようなものがあるそうです。シャボン玉を作る子の心のやさしさが、始発(しはつ)の駅になるんだって。

夢の工場  ミサは聞きます。「シャボン玉って、結局(けっきょく)、最後は割(わ)れちゃうじゃない」。バブは答えます。「それはね、終着(しゅうちゃく)駅に着いたってことさ」。「え? 何それって?」。ミサは聞きます。バブがまた答えます。「シャボン玉が着く駅のことだよ。シャボン玉って、割れちゃうまでに、空中に飛んでいるうれしさを吸い込んでいるんだ」。「え? それってどういうことなの?」。ミサは不思議(ふしぎ)に思って聞きました。バブは答えてくれます。「例(たと)えば、お年寄りに席に座(すわ)るようにすすめるよね。そうすると、すすめられたお年寄りはうれしいんだよ。そのうれしさって見えないけど空中に飛んでいるのさ。シャボン玉は、そのうれしさを中に吸い込んでためるんだ。そしてイッパイになったら、終着駅に着くんだよ」。「そしたらバブは、何をするのに乗るの?」。バブはまた答えます。「シャボン玉の中で吸い込んだやさしさを、僕らはキレイにたたんで、ためる役目をするのさ。たたんでためるのが下手(へた)な人がシャボン玉に乗ると、すぐにイッパイになって終着駅に着くんだよ」。ミサは「だからすぐに割れちゃうシャボン玉があるのか」って思いました。

 バブは続けて言います。「終着駅は工場(こうじょう)へつながっているんだよ」。「え? なんの工場なの?」。バブは答えてくれます。「夢(ゆめ)の工場さ」。「夢の?」。「夜にすてきな夢を見るよね。それはその工場で作っているんだ。それに、これから“しよう”と思う楽しいことが頭に浮(う)かぶよね。そういうことも、その工場で作っているのさ」

 「そしたら、誰(だれ)かが“うれしい”と思うことをすれば、すてきな夢が見られるのね」。「それに今からする楽しいことだって、ポッと心に思いつくんだ」と、バブはニッコリ笑って言いました。

 ミサは「そしたら、すすんでお手伝いしたら、お母さんのうれしさができるね」って思いました。

(長崎市多以良町、36歳、無職)






ニ ュ ー ス を 知 ろ う  長崎新聞から
 3度目のふ化成功
 佐世保市の石岳動植物園でアフリカヘラサギのひなが誕生(たんじょう)。愛きょうを振(ふ)りまいています。同園では、2000年夏からアフリカヘラサギの飼育(しいく)を始め、産卵(さんらん)、ふ化に成功したのは三度目。くちばしと足が黒いのが特徴(とくちょう)ですが、成長するにつれ親鳥(おやどり)のように紅(べに)色のくちばしになるそうです。(15日10面)

 長崎瓊子が里帰り
 米国からプレゼントされた「青い目の人形」のお礼に75年前、長崎の子どもたちから贈(おく)られた人形「ミス長崎(長崎瓊子(たまこ))」が長崎に帰って来ました=写真=。26日から長崎、佐世保、平戸、島原の4市で巡回展示(じゅんかいてんじ)されます。展覧会(てんらんかい)には島原第一小にある「リトル・メリー」などの「青い目の人形」も一緒(いっしょ)に飾(かざ)られ、人形大使たちが平和の尊(とうと)さを訴(うった)えます。 (16日1面ほか)

   ふるさと徹底研究
 対馬厳原(いづはら)町の金田小で対馬の郷土料理や風俗(ふうぞく)の学習発表会があり、地元住民が見学しました。同小の3―6年生の児童28人は総合学習で、対州そばや若田石のすずりの作り方などを見学するなどして調査を重ねてきたものです。石屋根(いしやね)をテーマにしたグループは、発泡(はっぽう)スチロールや木材を使った石屋根の模型(もけい)を作り、住民を感心させていました。 (18日11面)


 藤本さん全国入賞
 第52回全日本年賀状版画(はんが)・絵手紙コンクール(郵政事業庁主催)の版画部門で、長崎市立茂木小5年、藤本由佳さんの作品が全国入賞(NHK学園賞)しました。版画部門には全国から2万点を超(こ)える応募(おうぼ)があり、由佳さんの作品は「2003」の数字と「ひつじ年」にちなんで羊の角(つの)を組み合わせた絵柄(えがら)でしたが、「00」の部分には茂木っ子らしく地元特産のビワを描(えが)きました。(19日10面)



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