長崎新聞社 こどもパーク

1月27日掲載

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イラスト=後田たけじろう
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ニイハオ・チャイニーズ
 ■旧正月    

 今年の2月1日は旧暦の1月1日なので、中国の正月「春(チュン・ジェー)」になります。日本ではこの日を旧正月と呼んでいます。長崎ランタンフェスティバルも中国の春にちなんだものです。中国では春になると盛大にお祝いします。そして、春を挟んで7日間の連休があるので、全国的に大変なにぎわいをみせます。

 大みそかの夜12時近くになると、町中みな爆竹を鳴らし、花火を打ち上げます。その音と光はものすごいです。中国は爆竹の音の中で新しい年を迎えるわけです。子どもたちは新しい服を着て、お年玉をもらいます。そして、親について親せきまわりをしたり、家でお客さんを迎えたりします。休みが長いので、旅行に出かける人たちもいます。1週間もごちそうを食べて遊んだりするのですから、楽しいのは当たり前でしょう。

 春は旧暦ですから、新暦にすると日にちが毎年変わります。昨年は2月12日でしたが、来年は1月22日です。ところで、「」は「節」の中国語の略字です。

 (指導・県立長崎シーボルト大学、兪彭年=ユ・ホウネン=教授)


緑とあそぼう お花炭(おはなすみ)  小枝など原型崩さず

 最近、空気や水の浄化(じょうか)をするということで「炭ブーム」が続いています。炭の中でも「お花炭」を知っていますか? 木の実や花、野菜、小枝などのそのままの形を崩さないようにして炭にしたもので、茶の湯の席で飾(かざ)り炭として使われることもあったそうです。材料によっては家庭で簡単にできます。

 作り方はまず、材料を乾燥(かんそう)させておきます。バラなどの花を乾燥させる場合は、ドライフラワーを作る要領(ようりょう)で日陰(ひかげ)につるします。木の実は松の実、栗(くり)のイガなどが作りやすく、輪切りのレンコンも形がおもしろいでしょう。

作品写真
 材料が乾燥したらアルミ箔(はく)で包(つつ)みます。アルミ箔の縁(ふち)は一、二回折ってしっかりとめて、水蒸気(すいじょうき)を出すための穴(あな)を二カ所開けておいてください。これをガスこんろの弱火で焼いていきます。穴から水蒸気が出始めたら、裏(うら)返しにするなどして焼いてください。

 材料、火力によって焼き上がる時間が違うので、途中でアルミ箔を開け中の様子を見ます。ドライフラワーの種類にもよりますが、十五分程度で出来上がるものもあります。焼き過ぎると形が崩(くず)れるので注意しましょう。

 出来上がったらよく冷(さ)まし、市販の木炭に添えたり花瓶(びん)に挿(さ)して飾ります。普通の炭にそっと添えるだけで、雰囲気(ふんいき)がぐっと変わりますよ。火の扱(あつか)いにはくれぐれも注意して挑戦(ちょうせん)してみてください。

(北松農業高校施設園芸科教諭・三宅留美)

手順



にがおえランド
にがおえ
にがおえ
にがおえ
おじさん
長崎市立諏訪小6年
本多隆利
おにいちゃん
長崎市立諏訪小5年
村上正吾
おかあさん
長崎・諏訪幼稚園
藤井美多


童話の森
いろり
文・酒井信子 絵・白倉幸美
 おばあちゃんとようちえんにかよっているゆかちゃんは、おばあちゃんのへやにあるいろりであたたまりながらお話をしています。
 そばには、子猫のみけもすわっていました。
 「あれ、ゆかちゃん。白いものが外でちらついてきたよ」
 おばあちゃんはまどの外を見ながら言いました。
 「白いもの? ああ、雪だ」
 ゆかちゃんはまどの外を見上げながら、いろりのそばにすわりながら言いました。
 「ニャーオ、ニャーオ…」
 みけは寒そうです。
 「今はね、いろりといっても、コンロをおいて火をもやさないけど、むかしはね、へやがけむりでいっぱいになる中で、火をもやしていたんだよ」
いろり  おばあちゃんは外の雪を見ながら言いました。
 「そしてね、お正月にはいろりの中でおもちもやいていたよ」
 「ふーん、おもちこげたりしなかったの?」
 ゆかちゃんがたずねます。
 「そうね、ゆかちゃんのお父さんが子どものころは、そのこげたおもちを食べて、口をまっ黒にしていたっけ…」
 おばあちゃんがそう言ったとき、
 「えっ、本当に」
 ゆかちゃんはおかしくなって笑いだしました。
 そして、
 「おばあちゃん、きょうも
火をもやしたら…」
 ゆかちゃんは、火をもやすのがおもしろそうで言いました。
 「そんなことしたら大変だ」と、おばあちゃん。
 「どうしてなの…」
 「どうしてだってゆかちゃん。今では火の用心がきびしいから、家がもえてなくても、けむりがひどいと、ピーポーピーポーと、きゅうきゅう車としょうぼう車がとんでくるからね」
 「そうかあ、つまんない」
 ゆかちゃんは、みけをひざにのせながら言います。
 いろりをかこんでの語らいは、寒い日でも楽しそうでした。

(西彼長与町、65歳、主婦、絵は長女)





ニ ュ ー ス を 知 ろ う  長崎新聞から
 “瓊子”里帰りを支援
 日米親善(しんぜん)人形「ミス長崎(長崎瓊子(たまこ))」の里帰り運動をフォークシンガーの南こうせつさんらが支援するチャリティーコンサート「ピーストレイン」が長崎市公会堂で開かれました。こうせつさんのほかに、小室等さん、イルカさん、高田渡さんが出演。4人はステージで「瓊子さんは平和の使者。温かく抱き締める気持ちで迎えましょう」と会場に呼び掛けました。瓊子は2月に里帰り。県内を巡回します。(20日1、30面)



 人形で世界平和訴え
 長崎瓊子に関する話題をもうひとつ。日米人形交流の歴史や意味を伝える集いが、南高有明町立湯江小でありました。語り部の前島原第一小校長の中島一雄さんが、第一小に保管(ほかん)されている青い目の人形「リトル・メリー」を持参(じさん)。「4月の瓊子の島原里帰り展を通じて、世界の平和のことなど考えてください」と訴え。児童たちは熱心に平和の使者に見入っていました。(22日22面)

   シーボルトの楽譜発見
 江戸時代、長崎出島のオランダ商館医(しょうかんい)として活躍したシーボルトが、日本の音楽の旋律(せんりつ)を書き留(と)めた直筆(じきひつ)の楽譜(がくふ)4枚が見つかりました=写真=。楽譜は、シーボルトが収集(しゅうしゅう)した旋律を基(もと)に作った小品集「日本のメロディー」の原版と考えられ、シーボルトが日本の音楽を西洋に初めて紹介したとする説を裏付ける証拠(しょうこ)となりそうです。シーボルト研究者の宮坂正英・長崎純心大助教授が見つけました。 (22日1、23面)


 思い込め陶芸づくり
 3月の学年末を最後に廃校となる五島上五島町立飯ノ瀬戸小の全児童5人が有川町の峯美智子さんの陶房(とうぼう)「一心窯(がま)」を訪ね、思い出の陶芸(とうげい)作品づくりを楽しみました。児童たちは湯飲みや花瓶(びん)づくりなどに挑戦。思い思いに絵や柄(がら)を配(はい)していました。ふるさとの海をイメージしてマグカップを作った児童も。みんな焼き上がるのが楽しみのようでした。(22日12面)


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