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長崎では路面電車やバスでの移動が便利ですね。ロンドンでは地下鉄(subway)が最もよく利用されていて、その次にバスが便利です。路面電車のことを「street car」、長距離バスを「coach」といいます。 (指導・長崎YMCA、ジュリア・ウエストン先生、イラストも) |
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文と絵 中村泉子
朝から雨が降った日の幼稚園帰り、仲良し二人の坊やはいつものように帰り支度(じたく)をして園を出ました。 途中、おませな坊やが突然(とつぜん)、「あれ、また雨が降り出した」と叫ぶなり、「雨雨ふれふれもっとふれ、わたしのいい人連れてこい」と歌いながら無邪気(むじゃき)な坊やに、「ねえ君、『わたしのいい人』って知ってるかい?」と尋(たず)ねました。無邪気な坊やはしばらく考えて、「知ってるよ。テルテル坊主のことだろう?」と答えました。すると、おませな坊やが「違う! ほかにあるだろう」と言うので、無邪気な坊やは「お父さんのこと? お母さんのこと? 先生のこと?」と次々答えたのですが「違う」の一点張り。
「じゃだれのこと?」とおませな坊やに聞くと、「愛(いと)しい人のことだよ」。無邪気な坊やは何が何だかわからず、キョトンとするばかり。たくさん答えたのにみんなだめだったことに落ち込んでいるのを遠くから見ていた無邪気な坊やのお母さんがやってきて、なだめるように「雨の日だからテルテル坊主と思うわよね」とわが子の肩を持っています。そして、「都会から来た子と地方の子ではね」とポツリと嘆(なげ)いています。無邪気な坊やはお母さんに助けられた思いで、「僕のいい人ってやはりお母さんだ」と思うのでした。 仲良し二人はお家が近いので、兄弟(きょうだい)のように親しく誘(さそ)い合って幼稚園にも行くのです。仲が良すぎてときにはけんかもするけど、どちらからともなく「ごめんね」の一言で仲直り。けろっとする二人です。 ある日の帰り、二人は尻(しり)取り遊びをしながら帰ることになり、おませな子が「最後に『ン』が付いたら負けだよ」と念を押すと、「うん、わかった!」と言いました。まず、おませな坊やが「イヌ」と言うと無邪気な坊やが「縫(ぬ)いぐるみ」と言ったので、おませな子が何気なく「ミカン」と答え、負けてしまいました。でも、二人は「勝ち負けにこだわらず、いつまでも仲良く友達でいたいよね」と誓(ちか)い合いました。二人のお母さんもこの子らをあたたかく見守るのでした。 無邪気な坊やもおませな坊やも、共に頑張(がんば)れと声援(せいえん)を送りたいですね。 (長崎市下西山町、65歳、主婦) |
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