長崎新聞社 こどもパーク

12月23日掲載

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イラスト=後田たけじろう
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ニイハオ・チャイニーズ
 ■キンシコウ    

 キンシコウは「西遊記」で活躍する孫悟空のモデルになったといわれ、パンダと並ぶ珍獣です。中国の特産で、一級保護動物に指定されています。体長が70センチ、尾長が80センチ。すらりとして、顔の周囲から腹部にかけて黄金色の毛で覆われています。30センチにもなる背部の毛が特にきれいで、金の糸のようなので「キィンスーホウ」と呼ばれるのです。青っぽい顔をしてつんとした鼻、絶えず跳んだりはねたりしていて、とてもかわいいですよ。

 中国の四川省などの3000メートルぐらいの高いところの山林にすんでいます。群れをつくり、大きな木の上にいて、果実や若芽やタケノコなどを食べています。数が少なくなってきていますが、人工繁殖にも成功しています。

 中国の上海動物園でいま人気者ベスト3の第2位がキンシコウですよ。第1位はもちろんパンダで、第3位はカナントラ(華南虎)です。

 (指導・県立長崎シーボルト大学、兪彭年=ユ・ホウネン=教授)


緑とあそぼう 正月飾り  松や竹で華やかに

 「お正月になると、その年の神様(かみさま)が、木の枝を伝って降(お)りて来られる」という考えがあり、おめでたい樹木(じゅもく)を家の入り口などに立てて神様を迎えるというのが、門松(かどまつ)の起こりといわれています。

 松や竹は一年以上枯(か)れない葉を持つ常緑樹(じょうりょくじゅ)のため、おめでたい樹木として使われています。年末は正月用のすてきな飾(かざ)りを手作りして、幸せを運ぶ神様を迎える準備(じゅんび)をしてみませんか?

 まず、花や枝をさす正月らしい容器を作ります。牛乳パックやペットボトルを適当(てきとう)な大きさに切り、中を洗っておきます。パックが乾いたら、外側には和紙や気に入った包装紙(ほうそうし)を張り、水引や紅白のリボンを結(むす)びつけて飾ります。このとき、結び方もいろいろ工夫してみてください。ご祝儀袋(しゅうぎぶくろ)の水引の結び目を見ながら結んでもいいでしょう。

作品写真
 次に、水を給水させたフラワーアレンジメント用の吸水性(きゅうすいせい)スポンジを適当な大きさに切って、パックの中に入れます。スポンジが手に入らなかったら、瓶(びん)に水を入れて使用してもかまいません。このとき、水が補給(ほきゅう)しやすいようにスポンジの四隅(すみ)は縦に切り取って、パックとスポンジの間を少し空けておいてください。

 吸水性スポンジには松や竹、スイセンなどの季節の花をさしていきます。松や竹などがなくても、張る紙の色を赤など華(はな)やかな色にするだけでお正月らしくなりますよ。

(北松農業高施設園芸科教諭・三宅留美)


手順



にがおえランド
にがおえ
にがおえ
にがおえ
お友達
諫早市立真津山小6年
祐野宏和
お父さん
長崎市立諏訪小6年
佐藤恒
お母さん
長崎市立諏訪小5年
内山珠璃


童話の森
空と海の青
文と絵 上川晃子

 今日は天気がいいので、少しだけ山に登ってみました。そこからは海も見えます。「海ってどうして青いのかな?」とエカがつぶやくと、「海って水よね。その水に空の青が映(うつ)っているからよ」。エカは驚(おどろ)いて声のする方を見ました。大きい鳥がいて、言いました。「私はコンドルっていう鳥なの。名前はユマっていうのよ」「そしたらどうして空は青いの?」。エカが聞くとユマが教えてくれます。「空って透明(とうめい)に近い紙みたいな青が重なってできているの。近くで見ると透明に見えるけど、下から見ると青に見えるのよ」

モクレンの木  続けてユマは言いました。「これでシャボン玉を作ってみて」。エカは言われるとおり、シャボン玉をふいてみました。それは大きくなってストローから離(はな)れてもなかなか壊(こわ)れません。そしてシャボン玉はとうとう空に溶(と)け込むように消えてしまいました。「すごい! みんながエカちゃんみたいだったらいいのにね」とユマが言いました。「え? それっどういうこと?」「このシャボン玉は、やさしい心や自然を大切にする心があると、いつまでたっても壊れないの。そうしてね、そのまま空に溶け込むの」

 エカが聞きます。「意地悪(いじわる)な子だったら?」「シャボン玉はすぐ壊れちゃうわよ。意地悪な子からはとがった息しか心から出てこないの」。エカはびっくりしました。「え? とがった息?」「そうよ。エカちゃんはやさしい心だから、丸い息が心から出てくるの。それでシャボン玉は壊れないのね。そうしてね…」とユマは説明(せつめい)します。空に溶け込んだシャボン玉は、汚れをキレイにしてくれるそうです。汚れは空をつくっている透明な紙のようなもののシミ。そのシミをキレイに掃除(そうじ)してくれるそうです。

 ユマはこうも言います。「だから海もキレイになるのよ」「え? どうして?」とエカ。ユマは答えます。「海は空を映しているの。空がきれいになれば、自然と海もキレイになるのよ」。エカは聞きました。「みんながやさしい心を持てばいいの?」。ユマは頷(うなず)いて言います。「そうね、自然にもやさしい心を持つことよ」。「だけどこのシャボン玉がないもの」。エカが言うと、ユマは「ご心配なく。みんながやさしい心になれば、知らないうちに見えないシャボン玉が空へと飛んでいくからね」と答えてくれました。それを聞いてエカはニッコリしました。

(長崎市多以良町、36歳、無職)






ニ ュ ー ス を 知 ろ う  長崎新聞から
 中学生が炭づくり
 佐世保市立大野中の1年生が同市知見寺町の炭窯(すみがま)で、昔ながらの炭づくりを体験しました。生徒たちは窯の中に入り、先月から焼いていた木炭を運び出したり、新たにカシの木などを窯の中に組んで再び点火するなど、手も顔も真っ黒にして熱心に作業。生徒は「ガスや電気があり今の生活は便利だけど、昔の物も見直し残していくべき」と話していました。(19日12面)


 ヨットで九州一周
 先月28日からヨット「うみまる」(7・3トン)で九州一周をしていた佐世保市立広田小6年、松村航岐君が、出発地の同市のハウステンボスのハーバーに帰港(きこう)しました。ヨットには船舶免許所持者(せんぱくめんきょしょじしゃ)の同乗が必要なため、父親も乗船。しかし操船(そうせん)は航岐君がひとりで行い、約850キロを走破(そうは)しました。航海(こうかい)途中で12歳の誕生日を迎えたそうで「今度は世界一周を目指したい」と張り切っています。(17日12面)

   竜踊りロボを製作
 県立長崎工高の電子機械科(でんしきかいか)の3年生6人が、長崎くんちの奉納(ほうのう)踊りで知られる竜(じゃ)踊りのロボットを製作(せいさく)しました=写真=。

ラジコン操作(そうさ)で本物顔負けの踊りを演出(えんしゅつ)でき、デパートから実演依頼(いらい)も寄せられているという。全長4メートル、胴(どう)の直径12センチ。発泡(はっぽう)スチロール、紙粘土(かみねんど)などを使って胴体や頭を作り、約3000枚のうろこを取り付けています。今後、中学生対象の体験入学会やイベントに活用していくそうです。(18日22面)

 中村さんに最高賞
 県内の高校生らが核兵器廃絶(かくへいきはいぜつ)を訴える高校生1万人署名活動に参加した県立長崎西高3年、中村麻美さんが、若者のボランティア活動を表彰する「第6回プルデンシャル・ボランティア賞」の最高賞、米国ボランティア親善大使(しんぜんたいし)に選ばれました。来年5月、ワシントンでの表彰式(ひょうしょうしき)に招かれることになった中村さんは「活動を世界に広めることが夢なので、親善大使の活動が楽しみです」。(18日22面)


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