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(1)の発音はとても珍しく難しいですね。ピアノやバイオリンもアクセントに気を付けてください。イギリスでは週に一度、小学校に楽器の先生がやって来て弾き方を教えてくれます。興味がある子は特別レッスンを受けることができます。 (指導・長崎YMCA・ジュリア・ウエストン先生、イラストも) |
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文・椎山みよ子 絵・椎山龍
夏のある日。今日も暑くて、外へ出るのが嫌(いや)な私。窓から外をながめては、ため息をつく私。 そんなとき、電話が鳴った。友人から「ケーキを作ったからいっしょに食べよう」と。食べ物につられていそいそと外へ出た。そして、速足で歩いて行った。もう顔は汗ばんでいた。タオルを首に巻(ま)き、歩きながら汗をふいて。 ふと道端(ばた)に目をやると、5匹(ひき)のセミが重なり合っていた。どうしたのだろうー。セミの一生は短いとは聞いていたが。 精(せい)いっぱい鳴いたのだろうかと心配(しんぱい)になり、セミを手にとってみると、体中にアリがついていた。そして、羽がひどく傷(きず)ついていた。私はセミの体からアリを落として、大きな葉(は)っぱの上に5匹のセミを並べた。「どうぞ、葉っぱから落ちませんように」と祈(いの)った。
すると、後ろの方から声が聞こえた。びっくりして振(ふ)り向くと、怖(こわ)い、いや、やさしいスズメバチがいて、この5匹のセミのことを話してくれた。それは、2日前のこと。たくさんのセミたちが木の枝に止まって楽しそうに鳴いていた。すると、そこへ1匹の大きなスズメバチがやってきて…。セミたちはびっくりして一目散(いちもくさん)に飛んでいった。でも1匹だけ逃げなかった。ふしぎに思ったこの5匹のセミが近寄って聞いてみると、「羽をけがして飛べないから」と泣いた。それで5匹のセミは、このままではこのセミがスズメバチに食べられてしまうと思い、勇敢(ゆうかん)にもスズメバチに向かっていったのだ。 セミの敵(てき)であるスズメバチは、セミをかみ砕(くだ)き肉団子(にくだんご)にして巣(す)に持って帰るのだ。そんなことはさせないと、5匹のセミは何度も何度もスズメバチに向かっていき、とうとうスズメバチはセミたちに負けてしまった。おかげで羽をけがしたセミの命は助かり、「私を助けてくれた5匹の仲間たち、ありがとう」と大きな声で鳴いた。 すると、声を聞いた大勢(おおぜい)の仲間たちが喜んで戻(もど)ってきた。でも、5匹のセミは力尽きて飛ぶことも鳴くこともできなくなっていた。ただひたすら、木にしがみついているだけだった。そして、仲間の目の前で1匹ずつ、木から下へ落ちていったそうだ。 この話を聞いた私は、涙が止まらなかった。 (西彼香焼町、53歳、ヘルパー。絵は長男、14歳) |
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