長崎新聞社 こどもパーク

10月28日掲載

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イラスト=後田たけじろう
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ニイハオ・チャイニーズ
 ■パンダ    

 「シュン(熊)」は「クマ」です。パンダはクマに似ていませんか? 「マオ(猫)」は「ネコ」です。パンダはネコにも似ていませんか? 中国ではクマにもネコにも似ているということで、パンダを「シュンマオ(熊猫)」と呼んでいます。日本語の「パンダ」は「ジャイアントパンダ」の省略で、外来語ですね。

 シュンマオは中国の特産で天然記念物です。四川省など限られた所の高い山の中にいます。ササやタケ、タケノコなどが好物で、木登りが上手ですよ。でも、ひとりぼっちでいるのが好きで、群れをなしません。愛らしい姿がとても人気を呼びますが、視覚と聴覚はあまり良くないのです。

 いま、野生のパンダは数が少ないです。でも、動物園でパンダの赤ちゃんがよく生まれるようになりました。中国ではパンダを友好のシンボルとして外国にプレゼントしたりします。日本の上野動物園にいるパンダも友好の使者ですよ。

 (指導・県立長崎シーボルト大学、兪彭年=ユ・ホウネン=教授)


緑とあそぼう マスコット  動物の形ススキで

 秋も深(ふか)まり、道端(みちばた)などにススキも見られるようになりました。ススキは秋に咲く七種類の代表的な日本の花、「秋の七草」の一つです。このススキを使って動物のマスコットを作ってみましょう。

 ススキは花穂(ほ)が開いていない若いものを集めて乾燥(かんそう)させておきます。土台はフラワーアレンジメント用の吸水(きゅうすい)性スポンジ(園芸店などで販売されています)をカッターなどで切って形を作って使います。動物の頭と胴体(どうたい)の土台部分を作ったら、頭は花の部分、胴体は首の部分を中心に穂を小分けしたものをスポンジに接着剤(せっちゃくざい)を付けながら挿(さ)します。

作品写真
 接着剤が乾いたらスポンジ全体に接着剤を付け、穂を広げながら張り付けていきます。そして、接着剤が乾(かわ)くまで輪ゴムで軽くとめておき、乾いたら輪ゴムを取って余分な穂を切り取ります。頭の後部になるところなど穂がそろわない所は、接着剤で固(かた)めてそろえてください。

 あとは丸いボタンなどで目、鼻(はな)をつけ、棒(ぼう)で頭と胴をつなぎます。手や耳、しっぽはススキの小分けした穂数本をスポンジに挿して、接着剤で形を整(ととの)えます。耳やしっぽの長さ、目の配置(はいち)でずいぶん表情も変わってくるでしょう。

 出来上がったマスコットに木の実や秋の花を一緒(いっしょ)に添えると楽しいでしょう。風も冷たくなってきますが、手作りの動物たちは気分を温かくしてくれると思います。

(北松農業高校施設園芸科教諭・三宅留美)

手順



にがおえランド
にがおえ
にがおえ
にがおえ
お母さん
長崎市立諏訪小6年
成川抄子
お母さん
長崎市立諏訪小2年
松尾和加奈
いとこ
長崎市立諏訪小6年
湯浅澪


童話の森
流行もの好きな王子様
文と絵 川上優子

 ある国に流行に敏感(びんかん)な王子様(さま)がいました。ファッション雑誌(ざっし)を欠(か)かさず読み、週に二度は家来(けらい)を連(つ)れ街(まち)を歩き若者の服の着こなしを見たり、最近街で何がはやっているかを観察(かんさつ)していました。そんな王子様に城内(じょうない)の人達(ひとたち)は困(こま)っていました。「これ、いけてるだろ?」。耳にピアスをし、ダボダボのズボンを腰(こし)まで下げている王子様が家来に言いました。「それもお似合(にあ)いですが、やはり王子様にはこれが一番お似合いかと」。家来は金色の飾(かざ)りの付いたフリフリの王子さまらしい服を差(さ)し出しました。「そんなださい服は着たくない!」「明日は国をあげてのお見合いです。そんな服で出たら絶対に断られます。ですから明日だけでもこれをどうか着てくださらないと」「嫌(いや)だといったら嫌だ!」。王子様は部屋を出て行ってしまいました。

 困った家来は王様に相談しました。「王子様も困ったもんじゃ、さてどうしたものか…そうだ、いい考えがある。国中の人々へ王子に内緒(ないしょ)で通達(つうたつ)を出そう!」。王様に名案(めいあん)が浮かんだようです。

王子様  そしてお見合いの日。王子様は家来を連れ、相変(あいか)わらずダボダボズボンに耳ピアスをして街へ流行チェックに出かけました。しばらく歩くと小さな笑い声が聞こえてきます。変に思った王子様は近くにいた若者に、何がそんなにおかしいと尋(たず)ねました。若者は答えました。「その服、超(ちょう)ダサいです」。王子様は戸惑(とまど)いました。「そんなばかな! これが最新の流行ファッションのはず!」。でも、街を歩く若者は違っていました。なんとみんな、王子様が嫌がっていたフリフリ王子様ファッションを着ていたのです。「今はあれがはやってるのか!」。王子様は急いで城に戻りダボダボズボンを脱ぎ、以前着ていたフリフリ服を着ました。家来も一安心、お見合いもこれで大丈夫そうです。

 国王はあの時、国中の人々にこう言ったのです。「明日の王子のお見合いはこの国の将来がかかっている。だから、成功させるために明日は若者全員ダボダボズボンを脱ぎ捨て、みんな今わしが着ているようなフリフリ王子様風の服を着るように」、と。

 でも、困ったことが一つ。「街の流行がどう変わるのか目が離(はな)せない」と王子様の街へのファッションチェックが週に一、二度から毎日になってしまいました。(長崎市横尾2丁目、21歳、会社員)






ニ ュ ー ス を 知 ろ う  長崎新聞から
 最優秀は「がんばれ」
 壱岐の原の辻遺跡(はるのつじいせき)から見つかった「人面石」。何かを叫(さけ)んでいるように見えるこの石が叫んでいるメッセージを募集(ぼしゅう)したところ、全国から5000点近い応募があり、壱岐芦辺町立箱崎中1年、馬渡志津香さんの「きみたちもがんばって!!」などと呼(よ)び掛(か)けた作品が最優秀賞に選ばれました。(20日23面)



 客船が修繕ドックへ
 前回悲しい思いで紹介した豪華客船(ごうかきゃくせん)ダイヤモンド・プリンセスの火災。船全体の約4割が焼(や)けましたが、幸いにもエンジンなどに被害(ひがい)がなかったため、修復(しゅうふく)されることになり、三菱重工長崎造船所は、火災の現場から同造船所の香焼工場に船をえい航(こう)。修繕(しゅうぜん)用のドックに収容(しゅうよう)しました。美しい姿(すがた)を一日も早く見ることができるといいですね。(22日1面ほか)

   ゆめ総体へ300日
 来年夏、県内各地の会場を舞台に、長崎インターハイ(長崎ゆめ総体)があります。その大会成功に向け、300日前推進大会が島原市で開かれました。県内44校と今夏(こんか)のインターハイ開催(かいさい)地、茨城県の高校生や大会関係者ら約900人が参加。高校生1人1役実行委員長の岩永由希子さん(長崎北2年)らが「50年に1度の夢の舞台をつくりましょう」などと呼び掛けました。(22日1面ほか)


 レーナさんが長崎へ
 生まれたときから両腕がなく、左足が右足の半分の長さしかないにもかかわらず、水泳選手としてパラリンピックに出場したり、ゴスペル歌手として世界を舞台に活躍(かつやく)しているスウェーデン人のレーナ・マリア・クリングバルさん(34)が、長崎市内の小学校の児童と対話集会を開きました。レーナ・マリアさんは、ハンディを気にせず生きてきた人生を歌を交えながら紹介(しょうかい)=写真=、子どもたちを感動させました。(22日10面)


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