長崎新聞社 こどもパーク

9月16日掲載

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イラスト=後田たけじろう
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ニイハオ・チャイニーズ
 ■シルクロード    

 遠い昔、中国とヨーロッパとの間に陸上交通路が開かれていました。その道を古代中国の特産品であった絹が通ったということで「絹の道」と呼ばれました。道の東の起点は長安(いまの西安)で、西へ進んで敦煌(とんこう)に着きます。敦煌の先はチャルキリクやヤルカンドなどを通る南路と、トルファンやカシュガルなどを通る北路に分かれました。南路はパミール高原、ペルシャを通って、北路は中央アジアからカスピ海北方を通って、みんな、さらに西へ向かいました。砂漠や乾燥地帯などを通るので、ラクダのイメージがよく出てきます。

 この道を通って、中国から絹をはじめ火薬、紙、羅針盤、錬鉄、井戸掘り技術、モモ、ナシなどが西方へ送られ、西方からは音楽、舞踊、絵画、彫刻、仏教、イスラム教などが中国に伝わりました。ですから、中国は東西の文化、文明の交流道路だったのです。

 ところでは「絲」の略字で、日本で使う「糸」は「絲」の省略体です。は「綢」の略字です。
 (指導・県立長崎シーボルト大学、兪彭年=ユ・ホウネン=教授)


緑とあそぼう 野菜栽培  収穫の喜び楽しんで

 暑さも和らぎ気温が下がってくると、虫たちの活動も静かになってきます。植物の葉などを食べる害虫(がいちゅう)も少なくなるため、野菜の害虫被害(ひがい)も減ります。この機会(きかい)に深めの鉢(はち)やプランターなどを利用して、秋まき野菜を栽培(さいばい)してみましょう。

 まず、排水(はいすい)を良くするために容器の底に粒(つぶ)が大きめのゴロ土、または鉢底石を薄(うす)く敷(し)き、用土を入れます。それから種子をまきますが、土をかぶせ過ぎると芽(め)が出にくいことがあるので、薄くかぶせるか指で軽く押さえるくらいにしましょう。

作品写真
 種子は一カ所に数粒まいて、芽が出て少し成長したら間引(まび)きます。間引いた芽もサラダなどに利用できます。水やりは種子をまいて発芽(はつが)までは乾燥(かんそう)しないようにし、発芽後は土が乾燥したらたっぷりあげてください。

 肥料(ひりょう)は固形(こけい)の肥料を最初に与え、あとは適宜(てきぎ)、液体(えきたい)肥料をあげます。

 栽培できるのはレタスやチンゲンサイ、パセリ、ハツカダイコンなど。場所は日当たりの良いところを選んでください。大根のように栽培するのに深い鉢が必要な根菜類(こんさいるい)は、深さもあり厚みも十分なビニール袋や肥料袋、米袋を鉢代わりに使いましょう。袋の底には排水用の穴を空けておいてください。

 収穫(しゅうかく)できる量は広い畑と全く違いますが、自分だけのちっちゃな野菜園で収穫の喜びを楽しんではいかがですか。(北松農業高校施設園芸科教諭・三宅留美)

手順



にがおえランド
にがおえ
にがおえ
にがおえ
おばあちゃん
長崎・諏訪小6年
松本奈実
いとこのお姉さん
長崎・諏訪小6年
田中理紗
お母さん
長崎・諏訪小2年
内田成美


童話の森
あきちゃんのヒマワリ
文と絵 石橋恵美

 あきちゃんは今日、6歳の誕生日を迎えました。仲良しのお友達、みかちゃん、かずと君、まさし君の3人が誕生日パーティーに来てくれて、あきちゃんは大はしゃぎ。みんな思い思いのプレゼントを用意してくれてたけど、あきちゃんが一番うれしかったのは、大好きなまさし君からもらったヒマワリの種(たね)。

 「これ不思議(ふしぎ)なヒマワリの種なんだよ! 本当だよ」と、まさし君はケーキにかぶりつきながら話してくれました。

 あきちゃんはうれしくてうれしくて、その日一日幸せに過ごしました。

 次の日、あきちゃんはヒマワリの種を家の庭の日の当たる場所に植えて、毎日水をあげました。

向日葵  するとどうでしょう。

 2、3日すると芽(め)が出て葉がつき、大きくなってきました。

 あきちゃんは、それはそれは大切に、ヒマワリたちに声をかけては世話をしていきました。

 「早く大きくなって、きれいな花を咲かせてね」と。

 すると何回目かの日曜日、あきちゃんがまだ眠っているころ、どこからともなく声が聞こえてきました。

 「あきちゃん、起きて。いいもの見せてあげる」

 この声はそう、あのヒマワリです。あきちゃんはパジャマ姿のまま庭に出てみると、ヒマワリが歌を歌っていました。

 「あきちゃん、ありがとう」という気持ちも込(こ)めて、ヒマワリたちはきれいに花開き、歌い、笑い、おじぎをしました。あきちゃんは驚いたけど、すごくうれしかった。その日一日とても早く起こされはしたけど、すごくいい気分。

 まさしく「不思議なヒマワリの種」です。

 あきちゃんはきっと、大好きなお友達みんなに不思議なヒマワリの種を分けてあげると思います。

 すごく幸せな気分になれる不思議なヒマワリたち。

 いつかきっと、あなたのもとにも届(とど)いて、歌を歌ってくれると思いますよ。

(南高南有馬町、27歳、アルバイト)






ニ ュ ー ス を 知 ろ う  長崎新聞から
 県立養護に専用バス
 佐世保市野崎町の県立養護学校で、県内公立学校で初めて専用(せんよう)スクールバスが導入(どうにゅう)されました。これまでは、児童や生徒は大半が保護者(ほごしゃ)らがマイカーで送り迎えをしていましたが、これからは友達と一緒に通学できることになり、子どもたちはうれしそう。出発式(しゅっぱつしき)では保護者らが参加してくす玉を割り、スクールバスの導入を祝いました。(3日12面)




 児童ツバキの実収穫
 五島新魚目町の町立津和崎小学校の全児童17人が、学校近くの灯台(とうだい)周辺でツバキの実採(みと)りをしました。児童らは丸々と大きく育った実に手を伸ばしてもぎ取ったり、落ちた実を拾(ひろ)い、約1時間かけて約300キロの実を集めました。収穫(しゅうかく)した実は一部を売って代金をユニセフなどに贈ります。残りの実で10月ごろにつばき油を作るそうです。(3日13面)
   芸術の秋 県展始まる
 芸術(げいじゅつ)の秋の到来(とうらい)です。第47回県展が県立美術博物館で始まりました。16日までの前期展では西望(せいぼう)平和賞、野口弥太郎賞をはじめ全部門の3賞のほか、書、工芸などを展示。19日からの後期展では日本画、洋画などが会場を彩(いろど)ります。諫早文化会館、佐世保・島瀬美術センターでも開かれるほか、県内4会場でも移動展があります。(7日26面)


 凛ちゃん和太鼓演奏
 脊髄(せきずい)の腫瘍(しゅよう)のため、下半身まひで車いす生活を送っている西彼外海町黒崎永田郷の川原凛ちゃん(5つ)=写真右=が、通園している黒崎聖母保育園の運動会で友達と一緒に和太鼓演奏(わだいこえんそう)をして、見物客から大きな拍手を受けました。凛ちゃんは名前にふさわしく、凛々しい紅白のねじり鉢巻(はちまき)き姿(すがた)で力強いばちさばきを披露(ひろう)しました。(10日13面)


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