ペットボトルで球根栽培
植物の生命力を実感
十月は秋植え球根(きゅうこん)を植えるのによい時期です。 球根は、葉、茎(くき)、根の一部などが大きくなっているものです。例(たと)えばユリやチューリップのように、葉が肥大(ひだい)したものや、グラジオラス、フリージアのように茎の部分が肥大したもの、ダリアのように根が肥大して栄養分(えいようぶん)が蓄(たくわ)えられているものなど、植物によって違(ちが)います。 中にはヒヤシンスやクロッカスのように水栽培(みずさいばい)できるものも多くあります。今回はペットボトルの容器(ようき)を利用して、植物栽培を楽しんでみましょう。
切り取った上の部分に球根を入れ、それを下の部分にセットします。 水を球根の下の部分が浸るくらい入れ、出来上がりです。 成長して上部が重くなっても倒(たお)れたりしないように、ビー玉や石などを水の中に入れておくと、見た目もきれいです。 水栽培をすることで、土に植えると見えなかった根の伸び方などが観察(かんさつ)できます。植物の成長を目の当たりに見ることができるので、植物の生命力(せいめいりょく)も実感(じっかん)できると思います。 (北松農業高施設園芸科教諭・三宅留美)
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文と絵 道上杏奈 なおこは夏休みになると、すぐに海に行きたくなります。今年も同じです。 「早く行こうよ」 3年生のなおこは海が大好きで、いつか海の大ぼうけんをしたいなと、思っていました。 「そんなにいそがなくてもだいじょうぶだよ」 パパやママがそう言っても、なおこはがまんできません。パパとママはなおこのために、30分早く家を出ました。 「ついたー。海だー」 「パパとママはここで見てるから、およいでおいで」 なおこはいきおいよく海に行きました。 5分くらいたったかな。なおこは海の中で貝がらを見つけました。なおこはその貝がらをさわろうとしました。すると貝がらから大きな光が出てきました。なおこはおどろいて目をつぶりました。 少ししてなおこはゆっくり目を開きました。そこは…。魚もたくさんいて、人に話すことのできないくらいすばらしい所でした。
なおこはふと思いました。さっき海に入ってから、一回も息をしていません。ふと思ったので、口を開けてしまい、いっしゅん、「死んじゃうかも」と思いました。でも、死んでしまうどころか、話すことができるのです。「どういうこと?」 なおこはふしぎに思いました。でもそんなことも考えず、思いっ切り泳ぎました。少し泳いで近くの岩にすわりました。 「あーあ、パパとママとここでいっしょにおよぎたいな」 「私じゃだめかしら」 「え、だれ?」 「ここです。ここの青い魚です」 「魚がしゃべってる!?」 「さあ、一緒におよぎましょう」 なおこは一時間ぐらい青い魚とおよぎました。そしてまた、貝がらを見つけました。貝がらをさわろうとしたら光が出たので、目をつぶりました。目を開けるとそこは…。 砂の上になおこはねていました。 「なおこ、海にとびこんで少ししておぼれかかってたんだもん」 なおこは思いました。今まで海の中にいたのに。 なおこにとって、ふしぎな海の大ぼうけんでした。 (長崎市三ツ山町、10歳、市立川平小4年) |
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