長崎新聞社 こどもパーク

6月25日掲載

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イラスト=瀬波拓郎
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ニイハオ・チャイニーズ
  ■北京への旅行
   
   小月「あなたは中国の首都、北京に行ったことがありますか」
   
   花子「行ったことありません。どの季節に行くのがいいですか」
   
   小月「9月か10月に行くのが一番いいです」

 「去―」は「―に行く」「去クォ」で「―に行ったことがある」という意味になります。中国に行ったことのある人は、中国旅行の話を積極的にしてみてください。北京の秋は気候がさわやかで、ナシやリンゴなどのフルーツがおいしく、旅行には最適のシーズンです。
(指導・長崎外国語大学 池玉傑助教授、磯部靖助教授)


緑とあそぼう 紙パック  再利用で小物入れに

 梅雨(つゆ)真(ま)っただ中。高温多湿(こうおんたしつ)でのどが乾(かわ)き、ジュースを飲(の)む回数(かいすう)が増(ふ)えていることと思(おも)います。紙(かみ)パック入りの飲料水(いんりょうすい)は飲むだけで終(お)わらせず、容器(ようき)を再利用(さいりよう)してペン立(た)てや小物(こもの)入れを作(つく)ってみてはいかがでしょう。

 まず、飾(かざ)りに使(つか)う押(お)し花(ばな)(葉(は)だけでもいいです)を作ります。作り方(かた)は花によって違(ちが)いますが、本の間(あいだ)に数日(すうじつ)挟(はさ)んだり、急(いそ)ぐ場合(ばあい)は厚(あつ)い紙に包(つつ)んで重(おも)しをのせ、レンジで一分前後(ぜんご)加熱(かねつ)するとできます(焦(こ)げる場合もあるので注意(ちゅうい)してください) 。
紙パック

 紙パックは内側(うちがわ)が白いものを用意(ようい)します。きれいに洗(あら)って切(き)り広(ひろ)げておいてください。

 紙パックの白い面(めん)に出来上(できあ)がった押し花を接着剤(せっちゃくざい)で張(は)ります。次(つぎ)に花が透(す)けてみえるくらいの薄(うす)い紙や布(ぬの)を張ります。上からアイロンをかけると、布や紙がパックについて花をカバーします。アイロンの熱(あつ)さは、ハンカチのしわがきれいにのびるくらいと思ってください。

 ここまでできたら、パックの内側が表(おもて)になるようにテープで組(く)み立て、きれいな包装紙(ほうそうし)を全体(ぜんたい)に張ります。

 花を張った面は、花が見(み)えるように包装紙を切り抜(ぬ)いて窓(まど)を作ってください。窓の形(かたち)は丸(まる)、三角(かく)、星形(ほしがた)など自由(じゆう)です。つるしたり、ふたをつけたりと工夫(くふう)してみてください。

 紙パックは、底(そこ)に穴(あな)を数カ所あければ、短期間(たんきかん)ですが鉢(はち)代(が)わりに植物(しょくぶつ)を栽培(さいばい)することもできます。

 ジュースでゆっくりのどを潤(うるお)しながら、どんなものを作るか考(かんが)えてみてはどうでしょうか。
(北松農業高校施設園芸科教諭・三宅留美)

紙パック



にがおえランド
おとうさん
おとうさん
ぼく
おとうさん
北有馬幼稚園
宮崎 信
おとうさん
西彼長与町・あやめ幼稚園
関谷茉美
ぼく
佐世保市立庵浦小2年
中里大地


童話の森
よいお年を…
文と絵 川上優子

 リラおばさんは小さなパン屋(や)の店主(てんしゅ)です。年末(ねんまつ)のある寒(さむ)い日、店(みせ)に一匹(ぴき)のヘビがやってきました。ぷるぷるふるえて、とても寒そうです。かわいそうと思(おも)ったリラおばさんは、ヘビにマフラーをまいてあげました。ヘビはとても喜(よろこ)んで、お礼(れい)に「リラおばさんの行(い)きたいところへ連(つ)れていってあげる」と言(い)いました。

 リラおばさんは迷(まよ)いましたが、ヘビに連れていってもらうことにしました。リラおばさんがヘビの体(からだ)に乗(の)ると、ヘビはニョロっと空へ浮(う)かびました。「リラおばさん、どこに行きたい?」「うーん、そうだわ。私(わたし)の子どもたちが幼(おさな)かったころへもう一度(いちど)…」
リラおばさんとヘビ
 ヘビは空からパッと姿(すがた)を消(け)し、昔(むかし)、リラおばさんが家族(かぞく)で住(す)んでいた家(いえ)の上に現(あらわ)れ、地上(ちじょう)に降(お)りました。リラおばさんはゆっくり家の前(まえ)まで歩(ある)いていきました。そっと庭(にわ)を見(み)てみると若(わか)かりしころのリラおばさん、幼い三人の子どもたち、そして早くに死(し)んだ夫(おっと)がお昼(ひる)を食(た)べています。

 しばらくすると夫が席(せき)を立(た)ち、家の外(そと)へ出(で)て言いました。「ちょっとおじさんの家まで行ってくるよ」。その言葉(ことば)を聞(き)いたリラおばさんは、心臓(しんぞう)がドキンとしてこう言いました。「あなた、そこの角(かど)を曲(ま)がってはだめよ!」。すると夫は振(ふ)り向(む)きました。「え?あなたはだれですか?」「私は…、とにかくそれ以上(いじょう)前に進(すす)まないで!」。リラおばさんが叫(さけ)んだ瞬間(しゅんかん)、ドスンという大きな音がしました。トラックと自動車(じどうしゃ)が正面衝突(しょうめんしょうとつ)したのです。リラおばさんの夫はその事故(じこ)に巻(ま)き込(こ)まれて死んだのでした。

 現実(げんじつ)の世界(せかい)に戻(もど)ったリラおばさんは、ひどく疲(つか)れていました。「ヘビさん、私やってはいけないことをしてしまいました。死ぬはずの運命(うんめい)だった夫を助(たす)けてしまった。生(い)きていてほしくて」「大丈夫(だいじょうぶ)、泣(な)かないで。よいお年(とし)を」というと、ヘビは姿を消しました。

 リラおばさんはベッドの上で目が覚(さ)めました。そこには三人の子どもたちがいました。リラおばさんはとび起(お)きて「父(とう)さんは?」と辺(あた)りを見回(みまわ)しました。「母(かあ)さん、何(なに)言ってるの。父さんはもういないでしょ。夢(ゆめ)でも見たの?」「私たちも父さんの夢見たよ。顔(かお)にしわがいっぱいできて、長(なが)生きしているみたいだった」。それを聞いたリラおばさんは、夫は私たちの夢の中で生きているのだと、うれしさでいっぱいでした。
 (長崎市横尾2丁目、会社員、19歳)






ニ ュ ー ス を 知 ろ う  長崎新聞から
 ヤマネコの子はメス
 ツシマヤマネコってみんな知(し)ってるよね。とても貴重(きちょう)な動物(どうぶつ)で、福岡市(ふくおかし)動物園(えん)が今、人工的(じんこうてき)に増(ふ)やそうと取(と)り組(く)みをしています。その人工繁殖(はんしょく)で4月に生(う)まれた子ネコの写真(しゃしん)が公開(こうかい)されたけど、かわいいよね。足なんかたくましくて。女の子らしいので、失礼(しつれい)な言(い)い方(かた)かな。母(はは)ネコの母乳(ぼにゅう)をしっかりのんでいるそう。この調子(ちょうし)で元気(げんき)に育(そだ)ってほしいね。  (7日1面、13日24面)


 優秀賞に多田さんら
 星野富弘(ほしのとみひろ)さんという、手足の自由(じゆう)がきかないため口に筆(ふで)をくわえて絵(え)や詩(し)をかく人がいます。その展覧会(てんらんかい)が県立美術博物館(けんりつびじゅつはくぶつかん)で開(ひら)かれるのにちなんで、募集(ぼしゅう)していた「わたしの詩画(しが) 手作(づく)り絵(え)はがき」の応募(おうぼ)が1万点(まんてん)近(ちか)い数(かず)になりました。そのうち優秀賞(ゆうしゅうしょう)に多田(ただ)しおりさん(長崎・稲佐(いなさ)小5年)ら10人が選(えら)ばれ、星野さんも参加(さんか)するイベントで表彰(ひょうしょう)されます。(18日22面)
   平和大使3人決まる
 今年(ことし)の高校生平和大使(こうこうせいへいわたいし)に堤千佐子(つつみちさこ)さん、能木絵美(のうぎえみ)さん、野副由布子(のぞえゆうこ)さんの3人のお姉(ねえ)さんが選(えら)ばれました=写真=。
平和大使3人きまる
被爆地(ひばくち)の長崎から世界(せかい)に反核(はんかく)・平和のメッセージを伝(つた)える大事(だいじ)な役目(やくめ)を果(は)たします。3人は8月22日からヨーロッパを訪問(ほうもん)。スイスのジュネーブにある国連欧州本部(こくれんおうしゅうほんぶ)では「平和への願(ねが)い」を英語(えいご)でスピーチします。がんばれ大使たち!  (14日1面、24面)

 シマバライチゴ移植
 シマバライチゴという県指定天然記念物(けんしていてんねんきねんぶつ)が雲仙・普賢岳災害(うんぜんふげんだけさいがい)の砂防(さぼう)ダム工事区域(こうじくいき)にあったため、工事関係(かんけい)の人たちが別(べつ)の場所(ばしょ)に移(うつ)し替(か)えました。火砕流(かさいりゅう)で焼(や)かれたのに力強(ちからづよ)い生命力(せいめいりょく)で再(ふたた)び芽(め)を吹(ふ)いて、みんなをびっくりさせたものです。11月ごろに真(ま)っ赤な実(み)をつけるそうです。赤い実は復興(ふっこう)のシンボルといえます。  (14日24面)



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