ハンキングバスケット
色とりどりの花かざろう
気温(きおん)も高(たか)くなり、植物(しょくぶつ)が色(いろ)とりどりの花を咲(さ)かせています。この花で、これからの梅雨(つゆ)のうっとうしさを少(すこ)しでも和(やわ)らげるため、ハンキングバスケットを作(つく)ってみましょう。 まず、いらなくなった網(あみ)かごに数カ所(すうかしょ)、苗(なえ)の大きさに合(あ)わせて穴(あな)をあけ、やさしく苗を植(う)え込(こ)みます。苗の根(ね)や茎(くき)や葉(は)は、自分(じぶん)の手足と同じと思(おも)って、大切(たいせつ)に、ていねいに扱(あつか)ってください。
苗は植えてから大きくなります。成長(せいちょう)した姿を思い浮(う)かべて、ある程度(ていど)、苗と苗の間(あいだ)はスペースをあけておきましょう。 カゴの上からも苗を植えます。用土(ようど)は苗を固定(こてい)するつもりで、苗と苗、かごの間に入れていきます。 仕上(しあ)げに、見た目をきれいにするため、乾燥防止(かんそうぼうし)のために苗のまわりにミズゴケをのせましょう。そして、かごの重(おも)さに耐(た)えられるようなひもや鎖(くさり)を、上からつるせるように取(と)り付(つ)けます。このとき、ひもの長(なが)さやバランスに注意(ちゅうい)してください。 植える植物は、つる性(せい)のものを使用(しよう)すると茎が下に伸(の)びていきます。これからの季節(きせつ)は花に限(かぎ)らず、自然(しぜん)に生(は)えているシダなどのグリーンだけを植えても、涼(すず)し気(げ)でいいでしょう。 (北松農業高施設園芸科教諭・三宅留美)
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文と絵 西野須美子 ボクの名前(なまえ)はタロウといいます。年齢(ねんれい)は15、16歳(さい)だと思(おも)うけどはっきりわからない。自分(じぶん)でいうのも変(へん)だけど、ハンサムの部類(ぶるい)に入ると思うんだ。目はブルー、決(けっ)してカラーコンタクトを入れている訳(わけ)ではないけど、澄(す)みきってきれいだねって、みんなもほめてくれるよ。耳はピンとはって、地獄(じごく)耳。どんな小さな音(おと)でも聞(き)こえるんだよ。鼻(はな)は小さいけど、ぬれたように光(ひか)っているよ。口はかわいらしくて男の子じゃないみたいだけど、けんかをするときはきっと大きな口を開(あ)けて挑戦(ちょうせん)できると思っているんだ。色は真(ま)っ白で自慢(じまん)の種(たね)だけど、最近(さいきん)世(よ)の中の空気が汚(よご)れていて、何(なん)となく自慢の白さもグレーっぽくなってしまったよ。そう種をあかせば、ぼくはチンチラのネコなのです。 ![]() ぼくを見そめてくれたパパは、ただいま単身赴任中(たんしんふにんちゅう)。ママはだれもが認(みと)める美人(びじん)だよ。二人とも異常(いじょう)なまでにボクをかわいがってくれるので、毎(まい)日が幸(しあわ)せな日々だよ。三度(ど)の食事(しょくじ)も病院(びょういん)で調合(ちょうごう)した特別食(とくべつしょく)に、大好きなかつお節(ぶし)をのせてもらって食(た)べるんだ。どっちかというとボクはかつお節だけの方(ほう)が好物(こうぶつ)だけど、ママもそんなには甘(あま)くない。 ママがボクの名前を呼(よ)ぶとき、ボクは必(かなら)ず「ミャアン」と甘い声(こえ)で答(こた)えるんだ。そのときのママの笑顔(えがお)はとびっきりの日本一だと思うので、それが見たいばかりにボクも最大(さいだい)の努力(どりょく)をしているんだ。 不満(ふまん)があるとすれば、外出禁止(がいしゅつきんし)なのでお友達(ともだち)と遊(あそ)べないので、それがさみしいよ。2階(かい)のベランダからのぞいてみると、みんな楽(たの)しそうに遊んでいるから、仲間(なかま)に入れてもらおうと思って大きな声で叫(さけ)ぶんだ。「ニャオー」って。でもみんな知(し)らんぷりして行(い)ってしまう。そんなときはとてもさみしいよ。カラス君(くん)もときどき遊びに来(き)てくれるけど、「カアー」って鳴(な)いただけでママがすっ飛(と)んできて、ボクをおうちの中に入れてしまう。ママいわく、「カラスの口ばしで目をつぶされたら大変(たいへん)だから」ってさ。 パパのお仕事(しごと)が終(お)わって帰(かえ)ってくるまで、ママとお留守番(るすばん)だけど、役(やく)に立たないボクもママの心(こころ)のいやしにはなっていると思うんだ。これからもうんと甘えて暮(く)らすつもりです。甘えついでに、少しかつお節の量(りょう)を増(ふ)やしてくれないかなー。ニャン。 (佐世保市比良町、58歳、会社員) |
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