ボトルフラワー
思い出の花 長く美しく
通学路(つうがくろ)で見つけた花、思(おも)い出の花などを長(なが)く楽(たの)しむために、ビンに入れてドライフラワーとして残(のこ)してみませんか。 まず、ビンに入る大きさの花束(はなたば)を作(つく)ります。好(す)きな花を選(えら)んで、大きいものを中心(ちゅうしん)に正面(しょうめん)から見てバランスよく組み合わせます。みんなで写真(しゃしん)に写(うつ)るとき、前後(ぜんご)の人と顔(かお)が重(かさ)ならないように並(なら)ぶでしょう? その要領(ようりょう)です。
花を束ねたら、根元(ねもと)を細(ほそ)い針金(はりがね)や糸などで固定(こてい)します。この部分(ぶぶん)はリボンで飾(かざ)っておくと、出来(でき)上がりがきれいです。ビンには乾燥剤(かんそうざい)を2―3センチくらい入れておきます。乾燥剤は粒子(りゅうし)の細(こま)かいものを使ってください。趣味用品(しゅみようひん)や手芸(しゅげい)用品を扱(あつか)うお店にあります。 出来上がった花束をやさしくビンに入れ、ビン底の乾燥剤にさして固定します。次に乾燥剤を少しずつ入れていき、花全体が隠(かく)れたらラップでビンの口を閉(と)じ、輪(わ)ゴムでとめます。十日ほどたって花が乾燥したら、乾燥剤を取(と)り出します。 最後(さいご)に、新しい乾燥剤を少し入れてラップで閉じ、紙(かみ)や布(ぬの)、リボンなどで飾ります。ビンの中に作った日付(ひづけ)やメッセージを入れておくのもいいでしょう。 材料(ざいりょう)は木の葉(は)、野の花、雑草(ざっそう)で十分です。植物(しょくぶつ)をよく観察(かんさつ)すると、いろいろな形のものがあっておもしろいですよ。(北松農業高校施設園芸科教諭・三宅留美(みやけるみ))
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文と絵 岡美代子 黒(くろ)ネコのミー子は今日(きょう)も一人で遊(あそ)んでいます。それはどうしてかというと、お母(かあ)さんにこう言(い)われたからです。「ミー子、お家(うち)から遠(とお)くに遊びに行(い)ってはいけませんよ! 体(からだ)の毛(け)が黒いから、仲間(なかま)はずれにされるからね」 ミー子はそれが悲(かな)しくて、いつも家(いえ)の周(まわ)りで一人遊んでいました。ある時(とき)、家の外(そと)を白ネコが通(とお)りかかりました。ぷー助(すけ)です。 [あ、白い毛のネコだわ。私(わたし)の毛の色(いろ)とは違(ちが)うわ] ミー子は木の陰(かげ)に隠(かく)れて見ていました。するとぷー助が気付(きづ)いて言いました。「おまえ、どうしてそんなに黒いんだよ。ネコの毛は白に決(き)まってるんだよ」。黒ネコのミー子は悲しくて、泣(な)きながら家の中に入りました。 ![]() 次(つぎ)の日、ミー子がまた一人で遊んでいると、今度(こんど)は茶(ちゃ)色のネコが通りかかりました。名前はタマです。「あら、あなたっておかしいわね、黒いじゃないの。ネコは茶色に決まっているわ」。そう言われたミー子は、またがっかりして家の中に入りました。 [ほかのネコもみんな、白か茶色なのかしら] ミー子は自分で確(たし)かめることにし、お母さんとの約束(やくそく)を破(やぶ)って、遠(とお)い町まで出(で)かけました。 角(かど)に隠(かく)れて様子(ようす)をうかがっていると、ネコたちがあちらこちらから出てきました。見ると黒ネコなんてやはり一匹(ぴき)もいません。 ミー子は、町の片隅(かたすみ)で泣いていました。 [こんな所(ところ)にいたら、お母さんが言ったように仲間(なかま)はずれにされて笑(わら)われる] そこへ三毛ネコの王様(おうさま)が通りかかりました。「これ、どうしたんじゃ?」。ミー子は下(した)を向(む)いたまま言いました。「私のように黒い毛のネコはいないんです。みな私を見て笑うんです」。「そんなことはない」。王様は言いました。そして続(つづ)けて、「私を見なさい。黒い毛もある。そんなことを言うとは、悪いやつもいるもんだ。注意(ちゅうい)してこよう」と、ミー子を皆(みな)のところに連(つ)れていきました。 「みんな、ミー子ちゃんをいじめてはだめじゃないか。私を見なさい。黒も白も茶色の毛もある。ネコの色なんて決まってない。仲間はずれにするものじゃないぞ」 王様はそう言って去(さ)っていきました。プー助とタマが、ミー子のところにやってきて、「ごめんね」とあやまりました。それからはみんなで仲よく遊びました。 (西彼西海町中浦北郷、35歳、主婦) |
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